恵信尼公の語る親鸞聖人
著:宇野 弘之
紙版
内容紹介
親鸞聖人の妻恵信尼公は、聖人を生涯の伴侶として、どのように支え、感じ、愛と崇敬をもっておられたのであろうか。
本書では恵信尼公の視点をお借りすることで、女性から見た親鸞聖人像を浮かび上がらせようとした。恵信尼公のお手紙(恵信尼文書)を繙き、お二人のお姿を偲ぶことにしよう。
目次
序に寄せて
目次
第一話
仏教と女性差別
法然上人の女人救済論
親鸞聖人の女人成仏思想
煩悩熾盛のわれらーー女人非器
一般的な親鸞論
なぜ聖人は妻を娶ったのか
親鸞聖人の妻
救世観音の夢告
大乗菩薩道によるわれらの救済道
第二話
叡山浄土教について
恵信尼公は日本女性の模範か
若き求道者親鸞
小黒女房と善鸞
師法然の専修念仏の一行道
三大法難
恵信尼文書
第三話
親鸞から蓮如にいたる系譜(血脈)
報恩講
覚如の本願寺創立について
親鸞廟堂をめぐるお家騒動
覚信尼六十歳の遺言状
親鸞聖人の後継者たち
結びに
参考文献
あとがき
ISBN:9784336055156
。出版社:国書刊行会
。判型:4-6
。ページ数:300ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2012年06月
。発売日:2012年06月18日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB。