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不動産投資法人(REIT)の理論と実務

第2版

監:大串 淳子
監:田澤 治郎
監:半田 太一

紙版

内容紹介

発展を続けるREITの「現在」がわかる!

 長期的な低金利時代を背景に発展を続ける不動産投資法人。本書は、その基本的解説(構造、上場の手続、資金調達、再編、会計、税務)はもとより、私募リート等による資金調達の多様化、インフラファンド等の投資法人活用の多様化、会計・税務の制度上の問題点の改善等をフォローしています。また新たに、「不動産鑑定評価」につき一般財団法人日本不動産研究所の不動産鑑定士が詳述し、実務上の問題意識をCOLUMN欄で紹介した、充実の最新版です。

目次

第1章 不動産投資法人の基本構造
 第1節 不動産投資法人
 第2節 資産運用会社等
 COLUMN 日本の都市問題とREITの社会的役割
第2章 不動産投資法人の上場およびその後の対応
 第1節 不動産投資法人の上場
 第2節 上場後の対応
第3章 不動産投資法人の資金調達
 第1節 資金調達総論
 第2節 投資口の募集
 第3節 投資法人債の募集
 第4節 新投資口予約権の発行
 第5節 投資証券および投資法人債券の募集と金融商品取引法
 第6節 金銭の借入れ
 COLUMN J-REITの資金調達とIRについて
第4章 不動産投資法人の再編および多様化
 第1節 不動産投資法人の再編の概要
 第2節 資産運用会社の株式取得および資産運用会社の変更
 第3節 不動産投資法人の投資口の取得
 第4節 不動産投資法人の合併
 第5節 不動産投資法人の清算と再編
 第6節 不動産投資法人の倒産手続と再編
 第7節 投資法人活用の多様化
 COLUMN 私募リート投融資に際して重視しているポイント
第5章 不動産投資法人の会計
 第1節 不動産投資法人の概要
 第2節 設立時の留意事項
 第3節 物件取得時の留意事項
 第4節 物件運用時の留意事項
 第5節 資金調達時の留意事項
 第6節 決算時の留意事項
 第7節 開示
 第8節 不動産投資法人の再編
 第9節 補論―不動産投資法人の再編後から今日までの動向
 第10節 不動産鑑定評価
第6章 不動産投資法人の税務
 第1節 不動産投資法人の税務の一般概説
 第2節 不動産投資法人の税務上の取扱い
 第3節 投資主の税務上の取扱い
 第4節 不動産投資法人のM&Aと税務
 第5節 不動産投資法人の海外投資
 第6節 インフラ投資法人の税務

 事項索引

著者略歴

監:大串 淳子
1984年 東京大学教養学部卒業。1998年 東京弁護士会登録。2017年カリフォルニア州弁護士登録。2015年 ミシガン大学ロースクール修了。(現 渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 パートナー)(2019年6月現在)
監:田澤 治郎
有限責任 あずさ監査法人(旧 監査法人朝日新和会計社)1989年入所。現在、金融事業部所属。パートナー/公認会計士。(2019年6月現在)
監:半田 太一
KPMG税理士法人(旧アーサーアンダーセン 税務部門)2001年入所。トランザクションアドバイザリーグループ パートナー/税理士。(2019年6月現在)

ISBN:9784335357695
出版社:弘文堂
判型:A5
ページ数:584ページ
定価:5800円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFF