基礎から学べるシリーズ
基礎から学べる租税法
第2版
著:谷口 勢津夫
著:一高 龍司
著:野一色 直人
内容紹介
平成29・30年度の税制改正および平成30年7月の民法(相続法)改正を盛り込んだ最新版!
租税法を「基礎」から学ぶとは、「自分の納めるべき税額を自分自身で判断し計算できるようになること」です。見出しに書かれた「問いかけ」をナビゲーターに読み進めば、租税法の全体像も基本的事項も自然に身につく入門書。
図表と2色刷でビジュアル的にもわかりやすさを追求、基本用語、関連問題、発展問題などは、「Keyword」「Topics」として囲みにし、租税法の面白さを伝えながら基本を理解するのに邪魔にならないよう工夫しています。
租税の本質ともいえる「差引計算思考」をマスターするのに、最適なテキスト、法改正完全対応版。
【本書の特色】
●租税法の基本がわかる最もやさしい入門書
●税制改正・相続法改正を盛り込んだ最新の内容
●租税の本質である「差引計算思考」がマスターできる
●見出しの「問いかけ」に沿って学べば基礎が身につく
●租税法の理解に不可欠な企業会計や民法にも言及
●図表と2色刷でビジュアルに学べる
●基本用語がきちんと理解できる「Keyword」
●関連問題・発展問題で租税法の世界が広がる「TOPICS」
●社会人はもちろん、大学生であればどの学部の学生でも
最後まで読み切れるコンパクトなテキスト
目次
序 租税法を「基礎」から学ぶにあたって
Ⅰ 学習上の基礎的事項
Ⅱ 学習上の基本情報
第1章 法人税
Ⅰ 法人税の概要
Ⅱ 企業会計と租税会計
Ⅲ 益金および損金の意義と算入時期
Ⅳ 益金の額の計算
Ⅴ 損金の額の計算
Ⅵ 損益両建計算
Ⅶ 法人税額の計算――納付税額は最終的にどのように決まるのか
Ⅷ 同族会社税制
第2章 所得税
Ⅰ 所得税の概要
Ⅱ 各種所得の意義と金額の計算
Ⅲ 収入金額の意義と計算
Ⅳ 必要経費の意義と計算
Ⅴ 収入金額および必要経費の年度帰属
Ⅵ 損益通算および損失の繰越控除
Ⅶ 所得控除
Ⅷ 税額の計算
Ⅸ 所得概念論
第3章 消費税
Ⅰ 消費税の概要
Ⅱ 課税の対象(課税物件)
Ⅲ 非課税取引および輸入免税
Ⅳ 納税義務者
Ⅴ 課税標準および税額の計算
Ⅵ 仕入税額控除等
第4章 相続税・贈与税
第1節 相続税
Ⅰ 相続税の概要
Ⅱ 相続制度
Ⅲ 納税義務者
Ⅳ 課税物件
Ⅴ 課税標準および税額の計算
Ⅵ 事業承継税制
第2節 贈与税
Ⅰ 贈与税の概要
Ⅱ 納税義務者――贈与税の納税義務は、誰が負うのか
Ⅲ 課税物件
Ⅳ 贈与税の計算
Ⅴ 生前贈与促進税制
第3節 財産の評価
Ⅰ 時価評価と法定評価
Ⅱ 財産の種類に応じた評価
【事項索引】