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解説 裁判員法

第3版

立法の経緯と課題

著:池田 修
著:合田 悦三
著:安東 章

紙版

内容紹介

●施行後7年の制度運用の実情・課題にも言及した最新解説

一般市民が、裁判官とともに重大な犯罪に関する裁判を行う裁判員制度が実施されて7年が経過しました。
この制度の設計段階から携わってきた裁判官が、制定の経緯・目的、本法の解説、そしてこの7年間の制度運用の実情とその課題を詳解。また、対象事件からの除外や辞退事由の追加等の法改正についても網羅した、解説書の決定版。
項目ごとに関連条文を掲げ、その概要・各条文の解説・経緯・実情と課題、という構成により、制度全体が理解できます。法曹三者はもとより、それを志す人や、本制度に関連する分野で執務する人にとっての必読書です。

目次

第1章 裁判員法制定の経緯と裁判員制度の目的
  I 制定の経緯
  II 制度の目的
  III 裁判員法の趣旨
第2章 基本構造
  I 概 要
  II 裁判員制度の対象となる事件
  III 裁判員の参加する合議体の種類と構成
  IV 補充裁判員
  V 裁判官と裁判員の権限
  VI 評議および評決
第3章 裁判員の選任
  I 選任される裁判員
  II 裁判員の選任手続
  III 裁判員等の義務・解任等
第4章 裁判員の参加する裁判の手続
  I 公判開始までの手続
  II 公判手続
  III 判 決
  IV 控訴審等
第5章 区分審理と部分判決
  I 概 要
  II 区分審理決定
  III 区分事件審判
  IV 併合事件審判
  V 選任予定裁判員
第6章 裁判員等の保護のための措置、罰則等
  I 裁判員等の保護のための措置
  II 罰 則
  III その他
〔資料・事項索引・判例索引〕

ISBN:9784335356643
出版社:弘文堂
判型:A5
ページ数:296ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2016年09月
発売日:2016年09月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNAA