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交通新聞社新書 137

こんなに面白い!近鉄電車100年

その巨大さと複雑な歴史をひもとく

著:寺本 光照

紙版

内容紹介

複雑な歴史や路線の変遷を
豊富な図版と貴重な写真で解説!

大阪府・奈良県・京都府・三重県・愛知県と2府3県にまたがる、私鉄最長の路線網を持つ近畿日本鉄道。
それだけに特徴ある路線や駅も多く、掘れば掘るほど薀蓄や雑学も広がりをみせる。
現在の路線・会社に形成されるまでの様々な路線・会社の合併や新設・廃止などの歴史や、
バラエティに富んだ車両の変遷などで構成。
まさに「その巨大さと歴史」をひもとき、「面白い!」近鉄の魅力が詰まった一冊となっている。

目次

第1章 近畿日本鉄道100余年のあゆみと車両たち
日本最長の複線トンネルで阪奈間を直結(1906~)、河内・大和で地固め、吉野も手中に(1920~)、伊勢・名古屋への進出(1927~)、戦時体制下の交通企業統合により近畿日本鉄道誕生(1937~) ほか

第2章 こんな風景が見られた昔日の近鉄
近鉄お家芸の「改軌」は何と8路線、20m車の進出を拒み続けた名古屋線の“直角急カーブ”、近鉄と名鉄はかつて線路がつながっていた ほか

第3章 近鉄の数ある駅のあれこれ
旧国名付き駅、フルネームとそうでない駅、線路・駅名・ゲージとも複雑な変遷を極める橿原神宮周辺 ほか

第4章 近鉄の営業サービス史・アラカルト
「ビスタカー」は近鉄特急の象徴的存在、美味しい魚を輸送する鮮魚列車は5代にわたり活躍、Column 近鉄バスにも存在した二階建てバス「ビスタコーチ」 ほか

著者略歴

著:寺本 光照
1950年大阪生まれ。甲南大学法学部卒業。鉄道研究家・鉄道作家、鉄道友の会会員。鉄道史、関西の電車、列車愛称名の変遷などを得意分野とし、著書・寄稿等多数。おもな著書に「まるごと近鉄ぶらり沿線の旅」(七賢出版)、「国鉄・JR悲運の車両たち」「時刻表でたどる新幹線発達史」「新・名列車列伝」(以上JTBパブリッシング)、「国鉄・JR列車名大事典」(中央書院)、「永久保存版 ブルートレイン大全」(洋泉社)など。

ISBN:9784330012193
出版社:交通新聞社
判型:新書
ページ数:239ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年10月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TRF