出版社を探す

東日本大震災と知の役割

編:桜美林大学国際学研究所

紙版

目次

はじめに:知の責任と役割[加藤朗]

第Ⅰ部 どう考えるべきか

第1章 工学・情報・環境の切り口からみた東日本大震災[片谷教孝]

第2章 疾風のなかで勁草となったクラウドとSNS[成沢広行]

第3章 原子力発電をめぐる文化の変容[堀内めぐみ]

第4章 原発事故の教訓としての学ぶ責任:自然科学の立場から[森厚]

第Ⅱ部 教育現場はどう取り組んだか

第5章 震災ボランティア参加による学生の意識変化:アンケートとインタビューをとおしてみる学生の体験とその影響[林加奈子・牧田東一]

第6章 身体観を醸成することの教育的意味を考える:震災後にあらためて「私」を問うこと[山口裕貴]

第7章 東日本大震災の教訓:大学リスク・マネジメントの視点から[船戸高樹]

第Ⅲ部 どう対処すべきか

第8章 「2011・3・11東日本大震災」の歴史の教訓[小沢一彦]

第9章 自治体による災害復興基金の課題と展望[三好ゆう]

第10章 被災地域での生活支援に関する提案:ソーシャルワークの視点から[白澤政和]

第11章 従業員による企業買収企業と東日本大震災[山口哲朗]

第12章 東日本大震災から学ぶもの:原発NOのドイツの姿勢との比較から[岩井清治]

第13章 自然災害の観光への影響と対応方向:災害の影響軽減と復興のための観光防災マネジメント計画の備え[中崎茂]

第14章 低レベル放射性物質と東シナ海の津波:台湾離島の核廃棄物貯蔵場[中生勝美]

第Ⅳ部 われわれはこれからどうすべきか

第15章 ライフスタイルの再考と環境教育[岡本理子]

第16章 限りない欲望との訣別[稲森美穂子]

第17章 魂への配慮:Spiritual Care[長谷川(間瀬)恵美]

第18章 科学技術文明の暴走と福島第一原発過酷事故の意味を問う:3・11の衝撃と学知の脱構築[中島吉弘]

ISBN:9784326602407
出版社:勁草書房
判型:A5
ページ数:320ページ
定価:4200円(本体)
発行年月日:2012年03月
発売日:2012年03月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS