固定資産税の償却資産調査 Q&A
ベテラン税務職員はここを見逃さない!
著:笹目孝夫
紙版
内容紹介
▶固定資産税における償却資産調査について、著者のもとに寄せられた相談を基に、調査の進み方、争点となりやすいポイントなどを項目ごとにQ&A形式で解説しているので、調査を行う税務部門の職員はもちろん、企業側で対応をすることとなる経理担当者などにとっても参考となります。
▶固定資産台帳の資産番号の仕組み、貸借対照表、損益計算書の仕訳、注記、法人税別表の処理等、それぞれの経理処理の判断基準の読み解き方が理解でき、正しく償却資産の申告対象の資産を把握する方法が分かります。
目次
第1章 償却資産調査概論
第2章 決算書の調査
決算書、法人申告書等(会計年度)と固定資産税(賦課期日)の相違/個人事業者が死亡した場合の納税義務者/会社が閉業や解散した場合の調査/貸借対照表(繰延資産)の調査/損益計算書(収益)の調査 など
第3章 固定資産税台帳の調査(有形固定資産全体)
固定資産台帳の資産番号の解読/固定資産台帳の「圧縮記帳」の対応/「3年間一括償却」の固定資産台帳の記載/「遊休資産」「未稼働資産」の調査 など
第4章 固定資産税台帳の調査(土地・建物・建物附属設備)
土地と償却資産の判別/「建物」勘定のなかにある家屋及び償却資産の対象資産の取扱い/「家屋」評価対象外の建築設備/特定附帯設備の取扱い など
第5章 法人税及び所得税申告書等の調査
法人税申告書の調査/法人税申告書 別表十六(一)(二)「増加償却」の調査/別表十六(七)「少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例」の調査/所得税申告書調査の注意点 など