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1日で解るC言語

第2版

「例題+演習問題」方式

著:桑原 恒夫

紙版

内容紹介

C言語の文法を例題に沿って解説するとともに、演習問題によってその理解を深められるように配慮し、全くの初心者でも読みこなせるように初歩の文法から扱い、漫画のようなコマ割りした紙面構成でわかりやすく解説している。C言語の学習の山場であるポインタ変数は、第6章で一応の定義と使い方を説明した後、後続する各章の中でポインタ変数に関する例題を豊富に用い、かついろいろな角度からの記述を交えて理解を深めていけるように工夫している。また、構造体の解説では読者が構造体を通してプログラムと現実世界との一体感を味わい、プログラミングの学習を興味深く続けられるようにまとめている。なお、今回の第2版では、高度な事項(第11章 ユーザ定義、第12章 分割コンパイルとライブラリ)も追加し、演習問題にはやや難問と思われるものも配している。

目次

第1章 ソースファイルの作成、コンパイル、実行

第2章 main関数

第3章 変数

第4章 配列

第5章 プログラムにおける処理の流れの制御
5.1 分岐制御
5.1.1 if文
5.1.2 switch文
5.2 繰り返し制御
5.2.1 forループ
5.2.2 whileループ

第6章 ポインタ変数
6.1 アドレスとポインタ変数
6.2 配列とポインタ変数

第7章 文字の操作
7.1 1文字操作
7.2 文字列としての表示
7.3 文字列としての入力
7.4 文字列操作関数
7.4.1 文字列のコピー
7.4.2 文字列の比較

第8章 関数
8.1 値渡し
8.2 アドレス渡し
8.2.1 通常変数のアドレス渡し
8.2.2 配列のアドレス渡し
8.2.3 ポインタ変数の配列のアドレス渡し
8.3 ローカル変数とグローバル変数
8.4 auto変数とstatic変数
8.5 関数の再帰呼び出し

第9章 データの入出力
9.1 キーボードからの入力
9.2 ファイルからのデータの読み取り
9.2.1 fscanfを用いた定型書式データの読み取り
9.2.2 fgetsを用いた1行単位の読み取り
9.2.3 fgetcを用いた1文字単位の読み取り
9.3 ファイルへのデータの書き込み
9.3.1 fprintfを用いた定型書式データの書き込み
9.3.2 fputsを用いた1行単位の書き込み
9.3.3 fputcを用いた1文字単位の書き込み

第10章 構造体
10.1 構造体の基本
10.2 構造体のポインタ変数
10.3 共用体
10.4 構造体、共用体の入れ子

第11章 ユーザ定義
11.1 ユーザ定義の変数型
11.1.1 enumによる列挙型の定義
11.1.2 typedefによる別名の定義
11.2 マクロによる読み替え
11.3 mallocによる記憶領域の動的確保

第12章 分割コンパイルとライブラリ
12.1 分割コンパイル
12.2 ヘッダファイル
12.3 ライブラリ

付録.数値計算用の標準関数

演習問題の解答

ISBN:9784320121362
出版社:共立出版
判型:B5
ページ数:176ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2005年09月
発売日:2005年09月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB