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建築材料学

編:三橋 博三
編:大濱 嘉彦
編:小野 英哲

紙版

内容紹介

本書は,建築学を学び始めた大学,短期大学,高等工業専門学校,専修学校,工業高校の学生のための教科書として著された。
建築空間を構成する部位・部材,そしてそれらを作り出す材料という視点から,建築の性能と建築材料との関係をとらえることで,性能設計がもとめられる時代の「建築材料学」の位置づけを明確にした,これまでにないテキストである。
現実感に富んだ図がふんだんに挿入されており,読者の理解を助ける。

目次

第1章 建築材料概論
1.1 概説
1.2 建築材料と建築部位および建築の性能
1.3 建築材料の様々な性質
1.4 建築材料の分類
1.5 建築材料と規格
1.6 建築材料で用いられる単位(単位系/換算)

第2章 建築構成部位と材料
2.1 概説
2.2 構造材料と仕上げ材料
2.3 構造躯体の構成と材料
2.4 屋根の構成と材料
2.5 床の構成と材料
2.6 壁の構成と材料
2.7 天井の構成と材料
2.8 開口部の構成と材料

第3章 構造材料
3.1 概説
3.2 コンクリート
3.3 鉄鋼材料
3.4 木材・木質材料
3.5 その他の構造材料

第4章 仕上材料
4.1 概説
4.2 木質系仕上材料
4.3 仕上用金属材料(鋼板,銅,アルミニウム,ステンレス)
4.4 セメント系仕上材料
4.5 石材
4.6 セラミックス系仕上材料
4.7 高分子材料

第5章 機能性材料
5.1 概説
5.2 塗料
5.3 建築用仕上塗材
5.4 防水材料
5.5 建築用シーリング材
5.6 接着剤
5.7 防火・耐火材料
5.8 断熱材料
5.9 音響材料
5.10 その他の機能性材料

第6章 新しい建築材料の開発と用途
6.1 概説
6.2 新しい構造材料
6.3 新しい仕上材料
6.4 その他の新材料

第7章 建築・材料の生産と環境
7.1 概説
7.2 建築・材料と環境問題
7.3 環境への影響評価
7.4 主要建築材料の生産とリサイクル
7.5 環境に配慮した建築・材料の生産のあり方

第8章 建築材料学の展望―科学と技術の連繋
8.1 概説
8.2 材料の組織構造と様々な性質
8.3 ミクロ・メゾ・マクロ挙動の連成
8.4 新しい取組み・展開の一例

ISBN:9784320076952
出版社:共立出版
判型:A5
ページ数:312ページ
定価:3400円(本体)
発行年月日:2007年04月
発売日:2007年04月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AMC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TNK