バイオインフォマティクス事典
編:日本バイオインフォマティクス学会
紙版
内容紹介
現在、大量に蓄積された医学・生物学情報から、新たな知識発見をもたらすためのツールとしてバイオインフォマティクスへの期待が各方面で高まっています。理学、工学のみならず医学・薬学・農学などからも、多くの学生・研究者・技術者がこの学問領域に参加してきています。バイオインフォマティクスの対象とする領域は固定的ではなく、ますます多様化し拡大していく傾向にありますし、単なるツール提供の役割にとどまらず、21世紀の生命科学の理論的根幹をなすものとしての成長も期待されています。今後さらに期待されるバイオインフォマティクスの広がりと深まりには、いっそうの多彩な背景をもつ人材の参入が必要です。本事典はこうした状況の中でバイオインフォマティクスの知的基盤を整備するため、バイオインフォマティクス学会の学会事業として総力を挙げて編纂したものです。
目次
第I部 バイオインフォマティクスの基盤
第1章 統計科学
第2章 情報科学
第3章 物理科学
第4章 生物科学
第5章 医学薬学
第II部 バイオインフォマティクスの展開
第6章 実験支援
第7章 データベース
第8章 配列解析
第9章 ゲノム遺伝解析
第10章 立体構造解析
第11章 生命システム解析