老化と脳
著:大村 裕
編:大浦 彦吉
紙版
内容紹介
富山医科薬科大学における「第10回 和漢薬研究特別セミナー」の主題「老化と脳」を単行本化したものであり、老化を多角的に追求したもので、とくに和漢薬のサイドからの研究記述が異色である。
目次
1 エネルギー代謝と老化制御
2 酸素毒性と老化―線虫モデルによる研究―
3 活性酸素によるDNAのプリン損傷―8-ヒドロキシグアニンの生成とその応用―
4 過酸化脂質の化学発行による新定量法の開発と老化研究への応用
5 フリーラジカルと和漢薬
6 脳血管病態と活性酸素毒性
7 老化とフリーラジカル
8 和漢薬と神経細胞
9 脳と免疫系の相互対話
10 食べることと脳機能―繊維芽細胞増殖因子(FGF)と老化―
11 海馬と記憶―移植研究を中心にして―
12 頭蓋内コリン作動性神経による大脳皮質・海馬の血流調節
13 神経系に作用するサイトカイン
14 神経細胞および免疫細胞の相互情報伝達―神経細胞におけるTNF-応答と免疫細胞におけるATP-応答の発生機序―
15 サルの記憶システム
ISBN:9784320053793
。出版社:共立出版
。判型:A5
。ページ数:288ページ
。定価:4660円(本体)
。発行年月日:1992年01月
。発売日:1992年01月01日。