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最先端材料システムOne Point 8

フォトクロミズム

編:高分子学会

紙版

内容紹介

 フォトクロミズムの研究の世界で日本の立場は圧倒的である。研究者層の厚み,発表される研究内容のレベルの高さとその数を考えると,世界一と言って良い。フォトクロミズムは非常に懐が広く,この現象を示す物質の種類は無機物から有機物,有機金属化合物,生体物質など,非常に多い。
 本書ではフォトクロミズムの概説から入り,代表的なフォトクロミック化合物のファミリーについて,日本を代表する研究者がその魅力を語った。夢溢れるフォトクロミズム研究の醍醐味の一端を味わっていただきたい。

目次

1.フォトクロミズム

2.ジアリールエテン:20 世紀・21 世紀を代表する日本発のフォトクロミック化合物

3.アゾベンゼン:染料から生まれたフォトクロミック化合物

4.ヘキサアリールビスイミダゾール:もう一つの日本発のフォトクロミック化合物

5.スピロピラン:大きな構造変化と電子状態変化

6.ナフトピラン:自動調光レンズのために生まれた化合物

ISBN:9784320044326
出版社:共立出版
判型:B6
ページ数:122ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2012年05月
発売日:2012年05月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PNR