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14歳からのニュートン超絵解本

14歳からの超絵解本

14歳からのニュートン超絵解本 超ひも理論

編著:ニュートン編集部

紙版

内容紹介

2022年4月刊行の「14歳からのニュートン超絵解本」は,『超ひも理論』です。
「この世界は何でできているのか?」この問いは古来、多くの哲学者、科学者たちがいどんできた人類の究極の謎といえます。あらゆる物質は「原子」でできており、原子はさらに小さな電子などの「素粒子」からできています。この素粒子の正体を小さな「ひも」だと考えるのが、超ひも理論(超弦理論)です。物質の根源を探る超ひも理論の研究は、「宇宙のすべてを支配する法則」を知ることに直結すると考えられています。
また、超ひも理論の研究をもとに、「この世界は実は9次元空間である」「空間は幻かもしれない」といったおどろきの予言もなされています。〝究極の理論〟ともいわれる超ひも理論の世界へと旅立ちましょう。_

目次

物質の正体は「ひも」
物質は,いったい何でできている?
物質の最小部品は,「ひも」かもしれない
ひものサイズはおどろくほど小さい
なぜ素粒子をひもと考えるのか
ひもだと「無限」があらわれない
南部博士の「弦理論」が超ひも理論のはじまり
コーヒーブレーク:宇宙のすべてをあらわす数式
ひもの振動のちがいが素粒子のちがい
12種類の「物質をつくる素粒子
“影の素粒子”を含めると,さらにふえる
5種類の「力を伝える素粒子
超ひも理論は“究極の理論”なのか
コーヒーブレーク:反粒子は,「過去」に向かって進む粒子

ひもの不思議な性質
伸び縮みし,切れたりつながったりできる
素粒子の反応を,ひもであらわす
ひもは,超高速で振動している
振動するひもの「節」と「腹」に注目
重い素粒子ほど,はげしく振動する
力がはたらくとき,素粒子が受け渡される
原子を形づくる力も素粒子の受け渡し
ひもの分離と結合が「力」を伝える
空間の曲がりがつくる重力は特別な力
「輪っか状のひも」が重力を生みだす
発見ずみの素粒子はすべて「開いたひも」
コーヒーブレーク:重力は高次元にもれだして弱くなる

かくされた次元の謎
「次元」とは,何か
世界が3次元である必要はない
2次元人に3次元の物体はどう見える?
「4次元空間」ってどんなものだろう
3次元空間では次元が足りない
「9次元空間」で振動するひも
「9次元のひも」を絵であらわすには?
コーヒーブレーク:4次元世界の球が3次元空間を横切ると?
縦・横・高さ以外の次元はどこにある?
「コンパクト化」された余剰次元
かくれた次元は,あらゆる場所にひそんでいる
かくれた6次元ってどんな形?
高次元空間の“丸まり方”が物理法則を決めている

超ひも理論がみちびく「ブレーンワールド」
私たちの宇宙は“膜”かもしれない
「Dブレーン」は無数のひもが集まったもの
開いたひもはDブレーンにくっついて移動する
「重力が異常に弱い」理由もDブレーンで説明できる
私たちの宇宙の“外”にもたくさんのDブレーンがある
私たちの宇宙は,別の膜宇宙との衝突で誕生した?
コーヒーブレーク:第二次超ひも理論革命

「究極の理論」への道
アインシュタインが残した「宿題」
超ひも理論の「超」って,どういう意味?
超ひも理論で考えるダークマターの正体
自然界には「四つの力」がある
究極の理論は「力の統一」をめざす
コーヒーブレーク:力の統一の歴史
超ひも理論の正しさは,どう確かめる?
宇宙のはじまりは,超ひも理論でわかる
この宇宙は私たちにとってつごうがよすぎる
私たちの宇宙は無数にある宇宙のうちの一つ?
この空間は“幻”かもしれない?
「ホログラフィー原理」とは何か
重力は“幻の力”なのかもしれない
コーヒーブレーク:大きな宇宙は,小さな宇宙?
「究極の理論」へと進化できるか
超ひも理論のQ&A

ISBN:9784315525410
出版社:ニュートンプレス
判型:A5
ページ数:144ページ
定価:1345円(本体)
発行年月日:2022年05月
発売日:2022年04月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PHM