出版社を探す

Newton ライト2.0

Newton ライト2.0 元素とイオン

紙版

内容紹介

 2021年2月刊行の「Newtonライト2.0」は,『元素とイオン』です。
 「イオン」は私たちの身のまわりのいたるところで活躍しています。スマートフォンのバッテリーにも,ヒトの脳や胃のはたらきにも,イオンの力は欠かせません。この本は“はたらきもの”のイオンのしくみをやさしく解説した一冊です。

目次

「イオン」とは一体何か
食塩の粒はイオンの結晶だった
食塩は「電気の力」で結びついている
「ナトリウムイオン」はプラスの電気をおびる
「塩化物イオン」はマイナスの電気をおびる
Coffee Break 鉄のサビも漂白剤もイオンが関係している

原子はイオンに変身できる
イオン発見につながった実験とは
イオンとは電極に“行く”物質である
陽子,中性子,電子でできた原子
「陽イオン」は電子を放出してできる
「陰イオン」は電子を獲得してできる
すべての元素がイオンになるわけではない
Coffee Break 「アルカリイオン」とは何か

元素の周期表とイオン
周期表は元素の性質を整理したもの
原子がイオンになるとき,電子は増減する
引かれあうプラスとマイナスのイオン
金属結合と共有結合のちがい
「陽イオン」になりやすい元素
「陰イオン」になりやすい元素
Coffee Break 花火を楽しめるのはイオンのおかげ
Coffee Break 「炎色反応」とはどんなしくみなのか

イオンはどうやってとけるのか
食塩の粒が水にとけるしくみ
砂糖の粒が水にとけるしくみ
イオンがとけた水には電気が流れる
砂糖水にはなぜ電気が流れないのか?
イオン化エネルギーの測定方法
Coffee Break 海水と血液の成分は似ている

イオンと電池の関係
イオンが電池の電気を生みだす
陽イオンになりやすい金属はどれか
電池の基本的なしくみはどれも同じ
次世代のイオン電池をさがせ
Coffee Break 最も古い電池は,紀元前にあった?
Coffee Break メッキの技術は電池の逆反応だった

体の中で活躍するイオン
イオンがなければ細胞は破裂する!
血液中でもイオンが重要な役割を果たす
脳は,イオンを使って信号を伝達する
胃は,イオンを使って食物を消化する
「強酸」と「弱酸」のちがいは何だろう
Coffee Break ヒトの涙は酸性? アルカリ性?

ISBN:9784315523300
出版社:ニュートンプレス
判型:B5変
ページ数:80ページ
定価:850円(本体)
発行年月日:2021年02月
発売日:2021年02月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PNR