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文化としての他者

復刻版

著:ガヤトリ・C・スピヴァック
他訳:鈴木 聡
他訳:大野 雅子

紙版

内容紹介

フェミニズム、ポスト植民地主義、脱構築理論、比較文学――人文科学の諸領域に影響を与えた、スピヴァックの尖鋭的な初期論文集。

目次

第1部
1.刃としての文字=手紙
2.フェミニズム的な読みの発見――ダンテ-イェイツ
3.フェミニズムと批評理論

第2部
4.説明と文化――雑考(マージナリア)
5.解釈の政治学
6.国際的枠組みにおけるフランス・フェミニズム
7.〈価値〉の問題をめぐる雑駁な考察

第3部
8.マハスウェータ・デヴィ作「ドラウパーディ」
9.マハスウェータ・デヴィ作「乳を与える女」
10.副次的なものの文学的表象――第三世界の女性のテクスト

著者略歴

他訳:鈴木 聡
鈴木 聡(すずき・あきら)
1957年青森県生まれ。東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。
著書に『終末のヴィジョン――W・B・イェイツとヨーロッパ近代』(柏書房)、訳書にイーグルトン『表象のアイルランド』(紀伊國屋書店)がある。
他訳:大野 雅子
大野雅子(おおの・まさこ)
1961年新潟県生まれ。帝京大学外国語学部教授。

ISBN:9784314008686
出版社:紀伊國屋書店
判型:4-6
ページ数:440ページ
定価:3700円(本体)
発行年月日:2000年06月
発売日:2000年06月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DSA