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河出文庫

私はガス室の「特殊任務」をしていた

知られざるアウシュヴィッツの悪夢

著:シュロモ・ヴェネツィア
訳:鳥取 絹子

紙版

内容紹介

強制収容所のユダヤ人犠牲者たちをガス室から搬出し、遺体焼却を強制された特殊任務部隊があった。その惨劇を克明に語る衝撃の書。

著者略歴

著:シュロモ・ヴェネツィア
1923年、ギリシャのテッサロニキ生まれのイタリア系ユダヤ人。21歳のときにアウシュヴィッツ=ビルケナウに強制収容され、特殊任務部隊で同胞の遺体処理という地獄の体験をする。本来なら収容所解放前に抹殺される運命だったが、奇跡的に逃れて生き延びた数少ない生存者のひとり。1992年からこの惨劇を広く伝えるために講演活動を始め、現地へも研究者や政治家などとともに50回近く訪れている。
訳:鳥取 絹子
フランス語翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大学卒業。訳書は、『素顔のココ・シャネル』、『私はガス室の「特殊任務」をしていた』、『バルテュス、自身を語る』、『帝国の最期の日々』など、多数。

ISBN:9784309464701
出版社:河出書房新社
判型:文庫
ページ数:296ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2018年04月
発売日:2018年04月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHB