内容紹介
自称発明家がタイムマシンで殺し屋の犯行現場を目撃したと語る表題作、MWA賞受賞作「エミリーがいない」他、全十四篇。〈このミステリーがすごい!〉第一位に輝いた、短篇の名手ジャック・リッチー名作選。
著者略歴
著:ジャック・リッチー
1922‐1983。ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。1950年代から80年代にかけて《ヒッチコック・マガジン》《マンハント》《EQMM》などの雑誌に、350篇もの作品を発表した短篇ミステリの名手。軽妙なユーモアとツイスト、無駄をそぎ落とした簡潔なスタイルには定評がある。「エミリーがいない」でMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀短篇賞を受賞。邦訳短篇集に『クライム・マシン』(晶文社)がある。
訳:好野 理恵
早稲田大学第一文学部卒業。翻訳家。訳書に、ミッチェル『月が昇るとき』、マクロイ『割れたひづめ』、ベントリー『トレント乗り出す』他。
ISBN:9784309463230
。出版社:河出書房新社
。ページ数:352ページ
。定価:840円(本体)
。発行年月日:2010年08月
。発売日:2010年08月03日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。