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河出文庫

花物語 上

著:吉屋 信子

紙版

内容紹介

少女の日の美しい友との想い出、両親を亡くした姉弟を襲った悲劇……。花のように可憐な少女たちを繊細に綴った感傷的な物語の数々。世代を超えて乙女に支持され「女学生のバイブル」と呼ばれた不朽の名作。

著者略歴

著:吉屋 信子
1896年(明治29)、新潟市生まれ。栃木高等女学校在学中から少女雑誌に投稿をし、卒業後、作家を志して上京。1916年『少女画報』連載の「花物語」で、少女小説家としての人気を不動のものにしていく。1919年(大正8)、『大阪朝日新聞』の懸賞に応募した「地の果てまで」が1等当選。その後、新聞連載で好評を博した「夫の貞操」などで女性読者をつかみ、流行作家となる。1952年(昭和27)「鬼火」で女流文学賞、1967年に菊池寛賞を受賞。その他『花物語』『安宅家の人々』『徳川の夫人たち』『女人平家』『自伝的女流文壇史』など著書多数。1973年、逝去。

ISBN:9784309409603
出版社:河出書房新社
ページ数:384ページ
定価:950円(本体)
発行年月日:2010年08月
発売日:2010年08月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ