内容紹介
不吉な運命の神――毒薬をめぐる様々なエピソードを収集した本書は、“いわば毒のモチーフを縦糸として織り出した、一枚の文化史的タペストリー”であり、また、犯罪の芸術・毒殺を集成した異色エッセイ集である。
著者略歴
著:澁澤 龍彦
1928~87年。東京生まれ。東大仏文科卒。マルキ・ド・サドの著作を紹介する一方、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを数多く発表。晩年は『高丘親王航海記』など小説に独自の世界を展開した。
ISBN:9784309400631
。出版社:河出書房新社
。ページ数:272ページ
。定価:660円(本体)
。発行年月日:2010年08月
。発売日:2010年08月03日。