内容紹介
庭の暗闇から現れては消える猫をめぐる詩的・哲学的思索。愛娘の死という痛切な体験を基に、量子力学と文学の接点が紡がれていく。
著者略歴
著:フィリップ・フォレスト
1962年パリ生まれ。ナント大学文学部教授。1997年、長編第一作『永遠の子ども』でフェミナ処女作賞。他の邦訳作品に『さりながら』(12月賞)、『荒木経惟 つひのはてに』『夢、ゆきかひて』。
訳:澤田 直
1959年東京生まれ。立教大学文学部教授。著書に『<呼びかけ>の経験』『新・サルトル講義』『ジャン?リュック・ナンシー』他。訳書にF・ペソア『[新編]不穏の書、断章』、P・フォレスト『さりながら』他。
訳:小黒 昌文
1974年東京生まれ。駒澤大学准教授。著書に『プルースト 芸術と土地』。澤田直との共訳にP・フォレスト『荒木経惟 つひのはてに』『夢、ゆきかひて』。
ISBN:9784309207292
。出版社:河出書房新社
。判型:4-6変
。ページ数:320ページ
。定価:3200円(本体)
。発行年月日:2017年06月
。発売日:2017年06月14日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。