出版社を探す

都市計画変革論

ポスト都市化時代の始まり

著:小林 敬一

紙版

内容紹介

形骸化し困難の度を深めている制度の病根を探るため「マスタープラン」の課題を検討し、これからのポスト都市化時代の都市計画を考えるにあたっての諸条件をまとめる。そして諸条件に適う都市計画像のラフスケッチを試みる。

目次

Ⅰ:都市計画は変革しなければならない
 1章:マスタープランの困難 
 2章:物的計画型のマスタープラン、そのモデルの誕生 
 3章:マスタープランへの期待 
 4章:合意依拠型のマスタープラン 
 5章:中心市街地活性化に対応できない 
 6章:立地適正化計画に対する懸念と期待 
 7章:都市計画の変革の必要性とその方向

Ⅱ:都市計画をとりまく状況や考え方の大きな変化
 8章:ポスト都市化時代という時代の課題 
 9章:できあがった都市と新たな都市観 
 10章:都市計画を支える現実的課題と開発利益 
 11章:都市計画を支える理念的課題と理想 
 12章:漸進主義とマネジメントという新たな計画観 
 13章:生活空間の対話的構造と計画的アプローチ

Ⅲ:新たな都市計画像のラフスケッチ
 14章:イノベーティブな都市計画への進化 
 15章:めざすべきものは何か

著者略歴

著:小林 敬一
小林敬一(こばやし・けいいち):
1958年生まれ。東京大学卒業。工学博士。東北芸術大学教授。
主な著書:「詩に詠まれた景観と保全-福島県高子二十境の場合」(西田書店)、共著に「景観再考-景観からのゆたかな人間環境づくり宣言」(日本建築学会:編 鹿島出版会)など。

ISBN:9784306073319
出版社:鹿島出版会
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2017年02月
発売日:2017年02月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TQS