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タウト建築論講義

著:ブルーノ・タウト
訳:沢 良子
訳:落合 桃子

紙版

内容紹介

語り継ぐべき純粋な建築観を復元した新訳。図版の選定までタウトの意思が反映された唯一の著作であり、その集大成となる大学講義録は、経済優先の建築の貧しさ、風土性の欠如など、今日に通じる課題が満ちている。

著者略歴

著:ブルーノ・タウト
ブルーノ・タウト(1880-1938):ドイツの建築家、都市計画家/日本で刊行中の主著に『日本美の再発見』岩波新書、『忘れられた日本』中公文庫、『日本雑記』中公クラシックス、『ニッポン』『日本文化私観』講談社学術文庫、『建築とは何か(正・続)』SD選書など。
訳:沢 良子
沢良子(Ryoko SAWA):デザイン史・建築史/東京造形大学教授。福島県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科芸術学(美術史)博士課程単位取得退学。主著『タウトが撮ったニッポン』武蔵野美術大学出版局(2007年)。「桑澤洋子展」(2006年)「白井晟一展」(2010年)などを企画。
訳:落合 桃子
落合桃子(Momoko OCHIAI):美術史/九州産業大学美術館学芸室長。神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科美術史学コース博士後期課程単位取得満期退学。ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてブレーメン大学に留学。第15回鹿島美術財団賞受賞。

ISBN:9784306046207
出版社:鹿島出版会
判型:A5
ページ数:376ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2015年02月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AM