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東京都美術館ものがたり

ニッポン・アート史ダイジェスト

編:東京都美術館
絵:浅生 ハルミン

紙版

内容紹介

佐伯、太郎、寺山、日比野、院展、二科展…。日本のアーティスト最大の晴れ舞台、初の公式ガイド、「美術の殿堂」は「アートへの入口」に生まれ変わる。アート史のダイジェストと未来像を凝縮したカタログ的入門書。

目次

1章 美の殿堂 ~旧館時代──最初の公立美術館~ 
芸術の森のはじまり / 百万円と佐藤慶太郎 / 「育ての親」としての正木直彦 東京美術学校とともに / 旧館と岡田信一郎 / 家具工芸と梶田恵 / ステンドグラスと小川三知
2章 ニッポン・アート史ダイジェスト[前篇]1927-1975
日本美術界の原点 / 一九三〇年協会と佐伯祐三 / 院展と片岡球子 / 紀元二千六百年展と梅原龍三郎 / 文展と朝倉文夫 / 書道展と豊道春海 / 戦中・戦後と藤田嗣治 / 対極主義宣言と岡本太郎 / 二科展仮装と東郷青児 / 一水会と南嶌金平 / 読売アンデパンダン展と赤瀬川原平 / 「人間と物質」展と中原佑介 / 演劇ワークショップと寺山修司 / コラム:伝説の美術館食堂
3章 森に溶け込む芸術センター ~新館時代──市民のための美術館へ~
仰ぎ見る殿堂から地中に潜る建築へ / 赤レンガタイルと前川國男 / コラム:なぞの8日間 / 現代美術鑑賞と企画展 / 公開制作と造形講座 / 美術館と公開図書室 / 世界の名品と共催展 / コラム:早すぎた“ゆるキャラ”?
4章 ニッポン・アート史ダイジェスト[後編]1975-1982
アーティストが生まれる場として / 公募展と澄川喜一 / グループ展と舟越桂 / 卒業制作展と日比野克彦 / コラム:公募展すごろく
5章 アートへの入口として ~美術館はもっと身近に~
アート・コミュニケーションの場へ / 近代建築の保存と再生 / アートへの入口と10のとびら  / スタッフとっておきの場 / ロゴデザインと吉岡徳仁
6章 資料編:都美館クロニクル

ISBN:9784306045781
出版社:鹿島出版会
判型:A5
ページ数:160ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2012年07月
発売日:2012年07月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WF