梅光学院大学公開講座論集
時代を問う文学
他著:佐藤 泰正
他著:辺見 庸
他著:渡邊 澄子
紙版
内容紹介
我々の心を根底から揺さぶる、真に、時代に、死者たちに届く生きた言葉とは何か。
8名の論者が追究する。
目次
●「人間存在の根源的な無責任さ」について—災禍と言葉と失声—
辺見 庸
●慧眼を磨き、勁さと優しさを
渡邊澄子
●共同体と死時計—三島由紀夫『文化防衛論』について—
北川 透
●現実とあらがうケルト的ロマン主義作家—イェイツとワーズワースと現代愛蘭作
家—
吉津成久
●『平家物語』の虚と実—清盛の晩年—
宮田 尚
●上田秋成が描いた空海
倉本 昭
●運命への問い、運命からの問い—幸田露伴「運命」をめぐって—
奥野政元
●透谷と漱石の問いかけるもの—時代を貫通する文学とは何か—
佐藤泰正
あとがき(佐藤泰正)
執筆者プロフィール
ISBN:9784305602619
。出版社:笠間書院
。判型:4-6
。ページ数:184ページ
。定価:1000円(本体)
。発行年月日:2012年03月
。発売日:2012年03月16日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DS。