笠間ライブラリー
文学 海を渡る
梅光学院大学公開講座論集 56
編:佐藤 泰正
紙版
内容紹介
海外から日本にもたらされた文学、また、日本から海外へ渡った文学、海を渡り世界で広く読まれる文学作品の読みを8名の論者が追究。
目次
近代日本文学とドストエフスキイ
—透谷・漱石・小林秀雄を中心に—◎佐藤泰正
想像力の往還
—カフカ・公房・春樹という惑星群—◎清水孝純
黒澤明の『乱』—『リア王』の変容—◎朱雀成子
シェイクスピアことばの海を越えて◎下館和巳
「のっぺらぼう」考
—その「正体」を中心として—◎増子和男
赤毛のアンの語りかけるもの◎堤千佳子
ケルトの風になって
—精霊の宿る島愛蘭(あいるらんど)と日本の交流—
◎吉津成久
パロディー、その喜劇への変換
—太宰治『新ハムレツト』考—◎北川透
ISBN:9784305602572
。出版社:笠間書院
。判型:4-6
。ページ数:170ページ
。定価:1000円(本体)
。発行年月日:2008年07月
。発売日:2008年07月03日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DSA。