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笠間ライブラリー

俳諧から俳句へ

梅光学院大学公開講座論集 53

編:佐藤 泰正

紙版

内容紹介

和歌や俳句こそ「近代詩のイデアする未来的形態」(萩原朔太郎『氷島』序)ではないかーー五・七・五という《凝縮》と《開放》の世界。次世代へ俳句の可能性と新たな歩みを一書にまとめる。坪内稔典・堀切実ほか。

目次

俳諧から俳句へ(坪内稔典)
マンガ『奥の細道』ー俳文学と表象文化ー(堀切実)
戦後俳句の十数年
 ー第二芸術論から前衛俳句までー(阿部誠文)
インターネットで連歌を試みて
 ー現代における連歌の可能性ー(湯浅信之)
花鳥風月と俳句ー日本人の自然観にふれてー(小林慎也)
菊舎尼の和漢古典受容
 ー発句解釈の問題に触れつつー(倉本昭)
鶏頭の句の分からなさ
 ー明治三十三年九月九日子規庵句会ー(北川透)
芭蕉・蕪村と近代文学ー龍之介・朔太郎を中心にー(佐藤泰正)

ISBN:9784305602541
出版社:笠間書院
判型:4-6
ページ数:194ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2005年07月
発売日:2005年07月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ