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梅光女学院大学公開講座

文学における性と家族

梅光女学院大学公開講座論集第44集

編:佐藤 泰正

紙版

内容紹介

「聖書」「ハムレット」「ユリシーズ」「ある女の生涯」「十三夜」など古今東西の文学にあらわれた性と家族について分析した清新な論考9編を収録。〈ソフトカバー〉

目次

「ウチ」と「ソト」の間(はざま)で−「十三夜」論への一視角− 重松恵子〈流浪する狂女〉と〈二階の叔父さん〉−藤村『ある女の生涯』と『出発』− 関谷由美子庶民家庭における一家団欒の原風景−明治以前の文学にみられる家族・親子関係記述をとおして− 佐野茂近世小説における「性」と「家族」−西鶴と秋成の作品を例に− 倉本昭『聖書』における「家族」と「性」 松浦義夫『ハムレット』を読み直す−ガートルードの「母性」とセクシュアリティ− 朱雀成子ノラの家出と家族問題−イプセンの『人形の家』と『幽霊』から− 徳永哲『ユリシーズ』における「寝取られ亭主」の心理 吉津成久シャーウッド・アンダスンの求めた性と家族 小園敏幸〈文学における性と家族〉とは−あとがきに代えて− 佐藤泰正

著者略歴

編:佐藤 泰正
1917年生まれ。梅光女学院大学学長。著書に「漱石・芥川・太宰」「方法としての詩歌」ほか。

ISBN:9784305602459
出版社:笠間書院
判型:4-6
ページ数:201ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:1999年04月
発売日:1999年04月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DSA