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中世王朝物語全集 12

とりかへばや

著:友久 武文
著:西本 寮子

紙版

内容紹介

とりかへばや(とりかへばや)

友久武文 西本寮子[校訂・訳注]

大納言の異腹のきょうだいは、
引っ込み思案の男君と活発な女君であった。
大納言の「とりかへばや」の嘆きをよそに、
性を取り違えられたまま、男君は女として、女君は男として成人する。
女中納言は右大臣の四の君と結婚するが、宰相に密通され、
自身も見破られて懐妊し、女姿に戻って出産する。
男君は尚侍として女春宮に出仕し契りを結ぶが、
男姿に戻って女中納言を探し出す。
再会した二人は、それぞれの立場を入れ換えて、
栄達への道を上っていく。

目次

凡例

とりかへばや(とりかへばや)友久武文 西本寮子[校訂・訳注]

巻一 注
巻二 注
巻三 注
巻四 注
年立・系図・梗概・解題・参考資料

ISBN:9784305400925
出版社:笠間書院
判型:A5
ページ数:370ページ
定価:4900円(本体)
発行年月日:1998年06月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ