笠間叢書 264
日本仏教文学と歌謡
著：榎 克朗
紙版
内容紹介
声明や和讃など、仏教文学に関する論文集。仏教の文学に与えた影響や、法語などの仏教的実践と文学との関わりを探る。また仏教歌謡、梁塵秘抄についての論文も収めている。
目次
Ⅰ文学と宗教との出合い鎌倉仏教と文学明恵上人と「四座講式」−想仏恋の文学−「阿弥陀仏」二題−「紫式部日記」「方丈記」の場合−本地物と本事譚Ⅱ声明と和讃・古和讃「極楽六時讃」私箋「極楽六時讃」の古写本と古態「極楽六時讃」の本意と作者親鸞の和讃と再帰的助動詞「しむ」Ⅲ歌詞の透き間−「梁塵秘抄」の場合−恋のイメジャリ−序と掛詞の美学−美登利の水揚げ−「たけくらべ」の謎解き−
ISBN：9784305102645
。出版社：笠間書院
。判型：A5
。ページ数：256ページ
。定価：7282円（本体）
。発行年月日：1994年。
