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一生使える ビジネスメールの「型」 ~悩まず、早く、“伝わる”メールを書く基本

著:海津 佳寿美

紙版

内容紹介

★型にハマれば、もっと「自由」になれる

・失礼がないか不安
・つい文面に悩んでしまう
・もっとラクに書きたい
・相手を怒らせてしまった

その悩み、メールの「型」が解決します!

本書では、
メール本文の構成をどうするか[メール本文の型]、
どういう説明がわかりやすいのか[説明の型]、
気持ちいいやりとりのためのクッション言葉や、正しい敬語、
箇条書きや記号を活用して見た目を整える方法など、
今さら聞けない「メールの基本」をギュッと凝縮しました。

●こんな方へおすすめ
・メールを我流で書いてきたけれど自信がない方
・効率よくメールを書けるようになりたい方
・気持ちいいやりとりがしたい方

●章構成
第1章 今さら聞けない メールの考え「型」
第2章 パターンで考える 目的とゴールの決め「型」
第3章 悩まず、早く書くための メールの「型」
第4章 わかりやすく伝える 説明の「型」
第5章 相手を嫌な気持ちにさせない 表現のし「型」
第6章 読む気になってもらう 見た目の整え「型」
第7章 送信する前の自信の持ち「型」

目次

■第1章 今さら聞けない メールの考え「型」
【メールの基本】
「誰」に書くのか意識する
基本は1通1用件
メールは一往復半が理想
返信は遅くとも翌日までに
メール以外の連絡手段も考慮に入れる
返事が来ない?読まれない可能性も想定する
添付ファイルは2MB以内が無難
文字化けに注意する
送信者名で「どこ」の「誰」か伝える

【宛先の使い分け】
「To」は本命の送りたい相手
「Cc」は情報共有したい相手
「Bcc」はメールアドレスを非公開にしたい相手
コラム:パスワード付きzipファイルは送るべきじゃない?

■第2章 パターンで考える 目的とゴールの決め「型」
目的とゴールが「書くべき内容」を明確にする
目的1:報告
目的2:お知らせ
目的3:送付
目的4:お誘い
目的5:依頼
目的6:相談・交渉
目的7:確認・質問
目的8:承諾・断り・回答
目的9:アポ取り
目的10:お礼
目的11:お詫び
目的12:挨拶
コラム:感情を落ち着けてから書く

■第3章 悩まず、早く書くための メールの「型」
【件名の付け方】
件名の付け方でメールの運命が変わる?
わかりやすい件名とは1:目的が明確で具体的
わかりやすい件名とは2:簡潔で見やすい
わかりやすい件名とは3:返信時の件名はどうする?

【メール本文の型】
メール本文の「型」を知る:基本の7要素+α
メール本文の型1:宛名
メール本文の型2:冒頭のあいさつ
メール本文の型3:名乗り
メール本文の型+α:謝辞(なんらかのありがとう)
メール本文の型4:要旨(目的)
メール本文の型5:詳細内容
メール本文の型6:結びのあいさつ
メール本文の型7:署名

【メールの効率化】
よく送るメールはテンプレート化する
頻出表現は単語登録でスピードアップ
コラム:そもそもメールって?チャットとの違い

■第4章 わかりやすく伝える 説明の「型」
「詳細内容」こそ迷いの元凶

【説明の基本】
文章は短く
主語・述語の関係をシンプルに正しく
結論から書く

【説明の型】
説明の型1:6W3H 伝える要素を洗い出す
説明の型2:PREP法 相手の納得感を高める
「PREP法」の練習問題
説明の型3:ホールパート法 複数のことを伝える
「ホールパート法」の練習問題

【誤解を防ぐ方法】
あいまいな表現を「具体的」にする
「事実」と「考え」を区別する
必要な主語を省略しない
専門用語、略語、カタカナ語に注意
指示語(こそあど言葉)に注意
二通りの意味にとれる書き方をしない

■第5章 相手を嫌な気持ちにさせない 表現のし「型」
【気持ちいいやりとりのために】
クッション言葉の活用
「催促」では相手を追い詰めない
「依頼」は疑問文や丁寧な表現で
「断る」ときは相手への配慮+上手な理由
「ありがとう」を伝える
ポジティブな表現を使う

【敬語の正しい使い方】
間違いやすい敬語に注意
「お」と「ご」の使い方
「させていただく症候群」に注意
言葉の勘違い、していませんか?
コラム:メールの送り方によってはパワハラになるかも?

■第6章 読む気になってもらう 見た目の整え「型」
メールも「ビジュアル」が大事
1行を短く・段落ごとに行間を空ける
長い文章より「箇条書き」
数字、記号、ラインを活用
漢字にし過ぎない

■第7章 送信する前の自信の持ち「型」
絶対に確認したい4つのポイント
注意したい5つの頻出ミス
大事なメールは「読む側の視点」で読み返す
送信前チェックリストを活用する
コラム:悩み過ぎない!多少の間違いはつきもの

著者略歴

著:海津 佳寿美
海津 佳寿美(かいづ かすみ)
コミュニケーションオフィスkinds 代表。国家公務員として文部省、国立大学勤務を経て、研修講師として独立。学長秘書時代には皇族や大臣を含む多くのVIP対応も経験。アンガーマネジメント、説明力向上などのビジネススキルに関する企業研修、個人向け講座を行う。これまで500回以上の登壇で受講者は約8千人。

ISBN:9784297134051
出版社:技術評論社
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2023年04月
発売日:2023年04月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ