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Figmaデザイン入門〜UIデザイン、プロトタイピングからチームメンバーとの連携まで〜

著:綿貫 佳祐

紙版

内容紹介

話題の「Figma」を短期間で使いこなす!

リモートワークのような働き方が普及するとともに、チームメンバーとのコミュニケーションの重要性は増しています。そんな中で注目を集めているのが、Webブラウザ上で動くインターフェースデザインツール「Figma」です。

「オンライン上でチームメンバーが集まり、同じデータを見ながら意見を出し合って、その場でデザインをアップデートできた」

「URLを共有してホワイトボードとして使用することで、オンラインでの活発な議論につながった」

Figmaはオンライン上でリアルタイムに共同編集ができるため、このようなチームメンバーとのコラボレーションが実現します。データはブラウザ上で確認できるので、動作環境を選びません。特定のソフトウェアをインストールしていないメンバーが閲覧できないという心配もありません。デザイナー向けの豊富な機能はもちろん、デザイナー以外のメンバーがデザインに関わるときに便利なプロトタイピングやバージョン管理、コードの出力など、さまざまな機能が備わっています。

本書は、注目のFigmaの入門書です。デザインはもちろん、その前段階であるWebページの設計図やサイトマップの作成、コーディングの準備、要件定義といった場面で活用する方法を解説し、オンラインホワイトボードのような便利な機能も紹介します。使用頻度の高い機能を優先的に解説し、難しい機能や細かいオプションはできるだけ省略していますので、初心者の方でも気軽にFigmaを学ぶことができます。

目次

はじめに

chapter1 Figmaを使う前に
1-1 アカウントの作成
1-2 Figmaのデータ構造
1-3 Figmaのファイルブラウザ
1-4 Figmaのプラン
1-5 ブラウザ版とアプリ版のちがい
1-6 チームに導入するまでのコミュニケーション

chapter2 Figmaの基本操作
2-1 画面の説明
2-2 見本ファイルを複製する
2-3 ファイル内に新規ページを作成する
2-4 1ページ目 ~枠の作成・画面の操作・オブジェクトの複製や整列・レイアウトグリッドについて~
2-5 2ページ目 ~オブジェクトの操作・リスト形式のテキストについて~
2-6 3ページ目 ~表組みの再現・画像の配置について~
2-7 4ページ目 ~楕円・多角形・矢印ツールについて~
2-8 5ページ目 ~ペンツール・星ツール・レイヤーの操作について~

chapter3 UIデザインを作る
3-1 UIデザイン用の見本ファイルを複製する
3-2 新規ページを作成する
3-3 ログイン画面を作成する
3-4 ホーム画面を作成する
3-5 色や文字の設定を管理するスタイルの作成
3-6 UIパーツを再利用するコンポーネントの作成
3-7 通知画面を作成する
3-8 DM画面を作成する
3-9 UIデータを共有する
3-10 デザインコラボレーションのための機能
3-11 スタイルやコンポーネントをまとめて管理するチームライブラリ

chapter4 プロトタイプを作る
4-1 基本的な機能
4-2 発展的な機能

chapter5 デベロッパーハンドオフ
5-1 実装者へのファイル共有
5-2 編集者と閲覧者のちがい
5-3 インスペクト
5-4 コメント
5-5 エクスポート

chapter6 Figmaを中心としたチーム全体でのコラボレーション
6-1 具体的なUIを作る前のコラボレーション
6-2 デザイナーだけで使わない Figmaの機能を最大限活かすために
6-3 Figma コミュニティ
6-4 他のアプリケーションとの連携
6-5 Figma 公式からの情報収集

おわりに

著者略歴

著:綿貫 佳祐
Qiita株式会社デザイナー。1993年愛知県生まれ。名古屋学芸大学を卒業後、2017年に株式会社エイチームに入社。複数のサービスにおいて設計から実装まで広く手がける。2020年よりグループ会社のQiita株式会社に所属。Figmaを中心にして社内のデザインシステムを整備し、現在も拡張しつつ運用中。
2018年頃よりFigmaを使用し始める。ユーザーグループへの所属やWebでの発信、勉強会の実施など精力的に普及を図る。
これまでにFigma関連だけで20以上の記事を発信。

ISBN:9784297133788
出版社:技術評論社
判型:B5
ページ数:240ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2023年02月
発売日:2023年02月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB