電子工作が一番わかる
著:馬場 政勝
内容紹介
電子工作は、半導体素子(特に能動素子)を用いた工作のことで、アナログ回路でラジオの製作や、音響機器の製作などを行っていました。その後、デジタル回路が工作に採用されるようになり、デジタルICが登場し、電気で動くものならほとんどつくることができます。本書では、電子工作ができるために必要な知識の習得を目的とし、回路図や配線などの基礎知識を説明します。
目次
1章 電子工作とは
1 電子工作
2 電子回路は「光り・動き・音・情報」を制御している
3 機械は「回転運動・揺動運動・往復運動」している
4 第三次産業革命(デジタル革命)と電子工作
5 電子回路の学び方
6 情報の学び方
2章 回路図の基礎知識
1 回路図の見方
2 人に当たらないロボット
3 回路図のつくり方
4 回路図の約束事
5 図記号
6 基準電圧
7 回路図に記載されていない内容
3章 電気の基礎知識
1 電流、電圧、抵抗
2 キルヒホッフの第一法則(電流則)
3 キルヒホッフの第二法則(電圧則)
4 オームの法則
5 電力
6 合成抵抗と合成容量
7 電池
8 単位と接頭辞
4章 回路設計の基礎の基礎
1 LED
2 LEDのデータシート
3 1本のLEDを点灯させる回路設計
4 2本のLEDを点灯させる回路設計
5 3本のLEDを点灯させる回路設計
6 4本のLEDを点灯させる回路設計
7 たくさんのLEDを点灯させる回路設計
8 やってはいけないつなぎ方
5章 トランジスタの回路設計
1 トランジスタ
2 トランジスタを使った回路
3 トランジスタの性質
4 トランジスタの回路設計(1)
5 トランジスタの回路設計(2)
6章 マイコンを使った回路設計
1 マイコン
2 Arduinoの開発環境
3 Lチカの回路設計
4 非安定マルチバイブレータの回路設計
5 LEDフラッシャーの回路設計
6 モータを動かす回路設計
7 たくさんのLEDを付けた回路設計
8 スイッチを取り付けた回路設計
9 センサーを取り付けた回路設計
7章 電子工作の製作
1 製作の流れ
2 電子工作に必要な工具
3 ブレッドボードの使い方
4 リード部品のハンダ付け
5 チップ部品のハンダ付け
6 部品の実装
7 販売店
8 部品の保管方法
9 測定機器
8章 プリント基板の製作
1 プリント基板製作の流れ
2 プリント基板をつくるための道具
3 手書きプリント基板の製作(1)
4 手書きプリント基板の製作(2)
5 感光基板を使ったパターン製作
6 エッチング液の捨て方
9章 電子部品の基礎知識
1 抵抗器
2 抵抗器の使用例
3 コンデンサ
4 コンデンサの使用例
5 コイル
6 トランジスタ
6 トランジスタの動作
7 ダイオード
ISBN:9784297129743
。出版社:技術評論社
。判型:A5
。ページ数:184ページ
。定価:1880円(本体)
。発行年月日:2022年08月
。発売日:2022年08月29日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TJF。