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地球のしくみがわかる 地学の図鑑

著:杵島 正洋

紙版

内容紹介

地球はどのようにして誕生したのか?どうして方位磁石は北を向くのか?地球のような惑星は宇宙に存在するのか?地学には興味深いテーマと疑問がたくさんあります。そんな地学の世界を豊富な図とイラストで紹介していきます。親子から大人の学びなおしまで幅広く楽しめる図鑑です。

目次

第1章私たちの暮らす地球の姿
丸くて大きな地球
地球は正確な球ではない?
地球の内部構造
流動する核と地磁気
地殻とマントル、大陸と海
地球をつくる岩石と鉱物
さまざまな岩石
堆積岩と変成岩
大陸は移動する
プレートテクトニクス
プレートが離れる境界
沈みこむ境界、衝突する境界
繰り返す大陸の合体と分裂
[コラム]地球内部は宇宙より遠い?


第2章 活動する地球と変わりゆく地表の世界
地震
地震が起こるしくみ
繰り返す巨大地震
地震災害と防災
マグマと火山
火山の分布とマグマの成因
火山災害と恩恵、防災
山地や山脈のでき方
地表の風化
水の作用
気候や生物がもたらす景観
日本列島①付加体でできた列島
日本列島②日本列島の形成
日本列島③平野の成り立ち
地球の過去を知ること
生物の絶滅と地質時代
年代の求め方
[コラム]地球を理解する最大の敵は先入観?


第3章 大気と水、生命に溢れる地表
大気圏
エネルギー収支と熱輸送
太陽放射と地球放射
大気の循環と気候
雲と雨
高気圧と低気圧
日本の天気の移り変わり
気象災害と天気予報
海洋の構造と海洋生態系
海水の運動
海流
深層と表層をつなぐ循環
大気と海洋の相互作用
地球と生命の誕生
生物と地球環境の進化
人類の登場と繁栄
[コラム]海水は多過ぎても少な過ぎてもいけなかった?

第4章 地球と人間のつながり
地下資源
地下資源と鉱床
化石燃料
エネルギー資源の未来
大気の汚染
オゾン層の破壊
地表の開発と自然破壊
生態系の破壊と保全
地球温暖化
持続可能な人間社会と地球
[コラム]テクノロジーは地球温暖化問題を救えるか?

第5章 宇宙における地球の存在
宇宙を探る
太陽と月
太陽系の仲間たち
太陽系の小さな天体①
太陽系の小さな天体②
恒星
銀河と宇宙の広がり
系外惑星の発見
系外惑星探査の発展
系外惑星に生命を探せ
地球生命を守るバリア
奇跡の星で生きるということ
[コラム]宇宙人と遭える日は来る?

著者略歴

著:杵島 正洋
慶應義塾高等学校教諭、および慶應義塾大学講師。東京大学大学院理学系研究科地質学専攻 修士課程修了。専門は古生代の地球史、地球化学などだが、高校教員になってからは地学全般に範囲を拡げる。高等学校検定教科書(理科)の執筆分担者を長年務めるほか、編著書『新しい高校地学の教科書』(講談社ブルーバックス)、『はじめて学ぶ大学教養地学』(慶應大学出版会)、『よくわかる地球と宇宙の姿』(丸善出版)など(すべて共著)。本書では文章のほか多くの図版も手掛ける。

ISBN:9784297128807
出版社:技術評論社
判型:B5
ページ数:160ページ
定価:2680円(本体)
発行年月日:2022年06月
発売日:2022年06月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:RB