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図解即戦力 コンサルティング業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書

著:コダワリ・ビジネス・ コンサルティング株式会社
著:大谷内 隆輔

紙版

内容紹介

コンサルティング業界の全貌を解明!就活生はもちろん、新卒、社会人にもおすすめの1冊!

図解即戦力シリーズから、コンサルティング業界を特集した書籍の登場です。
コンサルティング業界はグローバルな活躍を期待できることもあり、就活生にとっても魅力的な業界です。また、他業種で経験を積んだ社会人が、キャリアアップを狙って転職を考えることの多い業界でもあります。その一方で、具体的な業務内容はよくわからない人も多く、漠然としたイメージが先行している実態もあります。
そこで、本書では、コンサルティング業界の見取り図や業務内容、コンサルタントに必要とされる能力、マインド、働き方、キャリアパスなどを、現場に即した内容で解説しました。主要なコンサルファームの紹介もまとめています。
コンサルティング業界への就職を目指す学生はもちろん、新卒社員、転職を考える社会人、コンサルタントと仕事をするビジネスマンなどにぜひおすすめの1冊です!

目次

Chapter 1 コンサルティングとは
コンサルティングは究極のサービス業
クライアントがコンサルタントに依頼する事情
COLUMN 顧客がコンサルに期待していること
自分自身が商品となるコンサルタントの果たすべき役割
COLUMN 具体的な仕事内容を説明するのは難しい
高額な報酬を受けられる理由とクライアントの支払い能力
コンサルティングの歴史は19世紀後半からと比較的浅い
COLUMN 不景気・不況に弱いコンサル業界

Chapter 2 コンサルティングの専門領域
コンサルタントは、その専門性で領域を区分できる
7つのコンサル領域の傾向
大企業の経営戦略に切り込むコンサルの花形領域
業務や業界の深い専門性と他領域の知識の両方が必要
企業の抱える課題とITの橋渡しを担う
COLUMN ITコンサルとSEはアプローチが違う
最適な組織の探求と人材の成長、管理を目論む
財務、M&A、コーポレートガバナンスなどひときわ高い専門性
窮地にある企業を再建し、経営の健全化を図る
金融機関の調査部門が分離・独立して各種調査や政策提言を行う

Chapter 3 コンサルタントの働き方
一定期間、特定の目的を達成するためのプロジェクト組織
人気プロジェクトに選ばれるコンサルタントの条件
プロジェクトは複数のフェーズで構成されている
プロジェクトの管理はマネージャーやPMOが担う
プロジェクトの状況次第で長時間働かざるをえないことも
COLUMN 新卒社員の初めてのアサイン体験談
コンサルタントのトップのパートナーの平均年齢は40代
20代で年収1,000万円も可能だが、その分厳しい環境でもある
COLUMN ワークライフバランスとダイバーシティ
成果主義に基づく「絶対評価」と「相対評価」
若手コンサルの1日の時間の使い方を解説
COLUMN 昔のコンサルタントはフリーダムだった

Chapter 4 コンサルタントが身につけるべき能力
コンサルタントに求められる4つのマインド
相手の期待に応えるためのロジカルシンキング
理論展開をわかりやすくする要素の構造化
目的を達成するためのロジカルコミュニケーション
ロジカルな思考でドキュメントをつくる
コンサルタントは問題解決のプロフェッショナル
プロフェッショナルとして業務知識を把握する
業界について学び、クライアントの優位性を把握する
作業効率を極限まで高めて、考える時間を1秒でも長くつくる
COLUMN 知識の吸収と引き出し化

Chapter 5 コンサル業界の就職・転職の実態
コンサル業界に就職してからのミスマッチを防ぐために
自分に合うコンサルファームの選び方
COLUMN コンサル志望大学生が抱く理想と現実
新卒採用のプロセスと評価されるポイント
中途採用のプロセスと評価されるポイント
COLUMN 残念なコンサルの典型例
明確な答えのない問いで地頭の良さをチェックされる
協調性・人間力・思考力をトータルで判断する
特別な資格がなくてもさまざまなことに挑戦できる
コンサルタントの将来性と勝ち残るための条件
コンサルタントが選べる次のキャリアの選択肢
COLUMN コンサル業界が就職市場で人気の理由

Chapter 6 主要なコンサルファーム
外資中心に群雄割拠のコンサルファーム
就職・ 転職したい会社を選ぶ基準を作り上げる
データで見るコンサルファームの業界の姿
COLUMN ブティック系コンサルファームの潮流
アクセンチュア株式会社
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(DTC)
PwC(プライス ウォーターハウス クーパース)コンサルティング合同会社
EY(アーンスト・アンド・ヤング)ストラテジー・アンド・コンサルティング
KPMGコンサルティング株式会社
コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
COLUMN クライアントからコンサルへの発注
マッキンゼー・アンド・カンパニー(MCK)
株式会社ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)
ベイン・アンド・カンパニー
アビームコンサルティング株式会社
キャップジェミニ株式会社
ガートナー ジャパン株式会社
COLUMN コンサルファームは上場がお嫌い!?
GCA株式会社
株式会社経営共創基盤(IGPI)
山田コンサルティンググループ株式会社
株式会社野村総合研究所(NRI)
株式会社NTTデータ経営研究所
株式会社船井総合研究所
株式会社タナベ経営

Chapter 7 コンサル業界の今後
グローバルとの比較で見えてくる日本の現状と今後
コンサル業界の市場規模と中長期展望
社会問題と共に変わっていくコンサルの領域
コンサルファームが抱えている経営課題
日本のデジタル後進を背景にDXコンサルの需要が拡大している

著者略歴

著:コダワリ・ビジネス・ コンサルティング株式会社
■コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 戦略、DX、業務、人事組織、I T、PMO、BPOといった様々なテーマを扱うコンサルティングファーム。長年培ってきたノウハウを生かし、少数精鋭であると同時に、専門性・スキルの高いフリーのコンサルタントを1,300人以上有しており、最適なチームを編成し、クライアントの多種多様な経営課題に最適なソリューションを展開する。 その他、コンサルタントの転職支援や、Webメディア「コンサルのあんなこと、こんなこと」を提供しており、コンサル業界内の様々な情報を収集・発信している。
著:大谷内 隆輔
コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 代表取締役社長。1979年生まれ。大手外資系コンサルファーム出身。 2009年3月に経営理念:「GNH(国民総幸福量)の量産にこだわる」を重んじ、売上高や社員数にとらわれない経営を目指すコンサルティング会社として「コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社」を設立。自社のコンサルタントのみならず、フリーランス、副業コンサルタントや数多くのブティックファームと協業し、大企業を中心にコンサルティングサービスを提供している。 新規事業参入にも積極的で、コンサル向けの転職支援事業や教育事業も行い、近年ヘルスケア領域への参入も模索している。 最近の悩みは社員に高いボトル代を払わされることである。

ISBN:9784297127657
出版社:技術評論社
判型:A5
ページ数:228ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2022年04月
発売日:2022年04月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:KF