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社長になる人のための経理とお金のキホン

著:前田康二郎

紙版

内容紹介

資金繰りは数字のどこを見ておけばよいのか?
社内外の「不正」を見抜くポイントは何か?
営業のエースがいても潰れるが、経理のエースがいる会社はなぜ生き残れるのか?
スタートアップで資金調達ができても、なぜ多くがその後黒字化できず失速するのか?
なぜIPOの審査では経理関連の質問が数多く出されるのか?

 本書は、経理・財務を軸に数多くの会社・経営者にアドバイスを提供する筆者が、様々な社長の前提条件に合わせた「会社経営を成功させる金銭管理やマネジメントのコツ」を、細かい数式は使わず、簿記の知識なしでもわかるよう、リアルな事例と共に解説する、すべてのマネジャーに向けた経理の入門書。

 あらゆる組織に共通する基本知識から、役員・管理職・学生起業・定年後起業・事業継承など社長になるパターン別に知っておきたい最も大切なポイントまでを網羅。強い経営をつくるうえで欠かせない経理の本質を理解し、マネジメントに活用できる一冊。

目次

第1章 このような社長を目指すなら、経理はいらない
第2章 なぜ社長が経理を知っておいたほうがいいのか
第3章 数字の見方を社員時代の視座から社長の視座に変える
第4章 経理は会社の「万が一」を想定、対応するために役立つ
第5章 不正を「予防」し、社内から犯罪者を出さない
第6章 社長就任時に知っておくとよい経理関連業務
第7章 どのような経理人材を採用して体制を構築すればよいか
第8章 経理にITを最大限に活用させるコツ
第9章 利益を生み出す経理を育成していく
第10章 「プロ経理」がお勧めする、学生起業を失敗させないコツ
第11章 「プロ経理」がお勧めする、脱サラ起業、定年後起業を失敗させないコツ
第12章 「プロ経理」がお勧めする、前任者から引き継いで社長になった際の確認ポイント
第13章 「プロ経理」がお勧めする、同族企業の事業継承時にスムーズに代替わりするコツ
第14章 「プロ経理」がお勧めする、資金調達をしたベンチャー企業、スタートアップ企業が失速しないコツ
第15章 経理の観点から快適かつ利益率の高い組織を作る
第16章 社長が知っておくと役立つ「経理の知恵」あれこれ

著者略歴

著:前田康二郎
流創株式会社代表取締役
1973年生まれ。学習院大学経済学部経営学科卒業後、エイベックスなど数社で管理業務全般に従事し、サニーサイドアップでは経理部長として株式上場を達成。その後中国・深センでの駐在業務の後、独立。現在は利益改善、コンプライアンス改善、社風改善の社員研修、コンサルティング、講演、執筆活動などを行っている。 『スーパー経理部長が実践する50の習慣』(2014年、日本経済新聞出版)、『職場がヤバい! 不正に走る普通の人たち』(2016年、日本経済新聞出版)、『つぶれない会社のリアルな経営経理戦略』(2020年、クロスメディア・パブリッシング)、『超基本 プロ経理が教えるお金の勉強法』(2021年、PHP研究所)ほか著書多数。

ISBN:9784296118878
出版社:日経BP 日本経済新聞出版
判型:A5
ページ数:224ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2024年01月
発売日:2024年01月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ