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小さな会社の広報大戦略

著:松田純子
著:高橋ちさ

紙版

内容紹介

ダメな広報には特徴があります。活動目的が明確になっていない、持続可能な体制になっていない、広報活動そのものを広告だと思っている、プレスリリースを出すだけ……根底にあるのは、経営者の無関心あるいは行き当たりばったりの方針です。

良い広報部・良い広報機能には4つの要素が必要です。その4つとは、(1) 明確な役割、(2) 他部署との連携、(3) 適切な人材、(4) 適切な施策です。

中小企業やスタートアップ企業の多くは (4) 適切な施策 ばかりに目を向け、「SNSがちょっと使える広報未経験者」を「ひとり広報」として置いてしまっていることも多いです。この結果、メディアに露出することや、プレスリリースを作成することが活動目的となってしまい、自社のビジネスを開拓することができず、売上増に至らないことも多々あります。

本書は小規模な企業向けに、広報戦略、組織、業務、人材採用、評価方法を網羅的に解説します。

目次

第1章 ダメ広報部の典型的な失敗例
第2章 小さな会社にも広報部が必要な理由
第3章 ゼロからの広報部の作り方
第4章 広報部の業務
第5章 一番難しいBtoBの小さな会社の広報戦略
第6章 社内の巻き込み方、広報活動の評価、危機管理広報
第7章 広報担当者の採用と育成
第8章 P R会社・P Rサービスの活用方法

著者略歴

著:松田純子
リープフロッグ合同会社 代表
早稲田大学卒業。求人広告のコピーライターを経て、2007年よりワークスアプリケーションズ、博報堂グループのスパイスボックスで広報業務に従事。ゼロから広報部を立ち上げたスパイスボックスでは、初年度から400媒体以上の露出を実現、「広報活動によって1億円の売り上げに貢献した」として局長賞(社内アワード)を受賞。経営戦略室マネージャーを経て2019年3月に、BtoB企業向けに伴走型、人材育成型で広報部立ち上げ支援を行うリープフロッグ合同会社を設立。「外から来る広報マネージャー」をコンセプトに数多くの企業を支援。広報関連の勉強会の主催や登壇、メディアでの寄稿や連載多数。
著:高橋ちさ
株式会社SPRing 代表取締役
法人向け製品を扱うIT企業等でのPRコンサルタントとしての豊富な経験を持つ。 2017年8月、フリーランスとして独立。ベンチャー企業から大手上場企業、外資系企業の日本法人立ち上げ期の広報支援まで、幅広い分野での広報活動を手掛ける。 特にマーケティング、営業、人事、採用との連携、メディアとの強固な関係構築を通じての企業ブランド価値の向上、目標達成・事業成長に寄与する広報活動のプロフェッショナルとして活動中。

ISBN:9784296118212
出版社:日経BP 日本経済新聞出版
判型:A5
ページ数:304ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2024年02月
発売日:2024年02月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJS