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Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

著:柳川 範之
著:為末 大

紙版

内容紹介

去の学びや蓄積を最大限に活かす
新しい成長の技術

アンラーンとは、「学ばない」ことではありません。
過去の学びから、クセやパターン、思い込みをなくすことで、
新たに成長し続けられる状態に自分を整える技術です。


以下の項目に1つでも当てはまる人は、
アンラーンで「学びの効率」が上がります。

□何かをしない言い訳に「(仕事が)忙しくて」とつい言ってしまう
□自己紹介では会社名や肩書を入れるのが当たり前
□最近、ワクワクすることが減った
□「疲れた」などの、ネガティブな口グセがある
□周囲の人との会話が、毎日同じような話題ばかり
□仕事とは別の分野の「学び」をしていない
□この1か月で、仕事関係者以外の人と会った人数が3人以下
□「以前はこうだった」「こういうときはこうするものだよ」と前例で説明したくなる

「新しいインプット」の前に絶対不可欠な
「学び、成長し続けられる自分」の整え方

目次

はじめに 大人にこそ不可欠な「新しい学び」――アンラーン

「古い習慣」「見直されないルーチン」が成長を妨げる理由
「結果を出したあと」に僕(為末)が直面した“難しさ”
「アンラーン」は、これから誰でも身につけていける


第1章 学びの質を高める方法――「アンラーン」とは何か?

なぜ今、「アンラーン」が必要なのか?
コロナ禍という「強制アンラーン」――あなたはどう対応したか?
変化に対応するカギ「インプット前のアンラーン」
成長の新しい武器「アンラーン」の正体
アンラーンを今すぐやったほうがいいのは、どんな人か?

コラム 柳川範之にとっての「アンラーン」


第2章 実践 アンラーンーー自分を「新しく学べる状態」に整える方法

学びの質が格段に上がる「アンラーンの技術」
「固定化した思考」を発見し、解きほぐす方法
思考の固定化から脱却することで「見えてくるもの」
「小さなアンラーン」を習慣化する
日々、小さなアンラーンを実践するための8つの方法
経験や学び――財産にするか、足枷にするかは自分次第

コラム 為末大にとっての「アンラーン」


第3章 アンラーンを阻む7つの壁と、乗り越え方

「前回と同じ」「これまで通り」がもたらす“かりそめの安心感”
アンラーンを阻む7つの壁
7つの壁を乗り越えるヒント


第4章「アンラーン」を人生とキャリアの武器にする方法

アンラーンが、「活躍し続けるための武器」である圧倒的根拠
「なんだかうまくいかない」とき、アンラーンが打開策になる
チャンスは「余白がある人」のところに訪れる

あとがきにかえて 僕たちがアンラーンに「前のめり」な理由

著者略歴

著:柳川 範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授。 中学卒業後、父親の海外転勤にともないブラジルへ。ブラジルでは高校に行かずに独学生活を送る。大検を受け慶應義塾大学経済学部通信教育課程へ入学。大学時代はシンガポールで通信教育を受けながら独学生活を続ける。大学を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。 主な著書に『法と企業行動の経済分析』(第50回日経・経済図書文化賞受賞、日本経済新聞社)、『40歳からの会社に頼らない働き方』(ちくま新書)、『東大教授が教える独学勉強法』 『東大教授が教える知的に考える練習』(草思社)などがある。
著:為末 大
1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2021年12月現在)。 現在は執筆活動、会社経営を行なう。Deportare Partners代表。新豊洲Brilliaランニングスタジアム館長。YouTube為末大学(Tamesue Academy)を運営。国連ユニタール親善大使。 主な著作に『Winning Alone』(プレジデント社)、『走る哲学』(扶桑社新書)、『諦める力』(プレジデント社、小学館文庫プレジデントセレクト)など。

ISBN:9784296000531
出版社:日経BP
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2022年01月
発売日:2022年01月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX