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薬の博物館

日本人と薬の歴史

編:前川 久太郎
編:青木 允夫

紙版

内容紹介

◆本書の特色◆

★薬学、医学、文化史から、日本人と「薬」の結びつきを多面的にとらえる
薬の神様(薬租神)から、正倉院に残された薬種(薬の原料)、江戸時代の薬問屋、富山の薬売り、そして西洋薬学の受容とわれわれの健康認識まで。医学、生活、文化との関わりから日本人と「薬」の歴史を紹介する。さらに、薬種、製薬・調剤の方法、売薬の製造から宣伝、販売をも網羅した、ユーモラスな図版満載の「薬」の百科全書。

★豊富な写真・図版でひもとく、書物のなかの「薬」博物館
朝鮮人参、白檀、犀角、竜骨(古代象の化石)丹(硫化水銀)、雲母等の薬種、江戸期の本草図譜から、薬臼、薬玄、乳鉢、薬餌、効能書きを記した薬の看板、引札、明治期の富山配置薬のパッケージなど、貴重な写真・図版を多数収録。

◆目次◆
薬種 薬種/薬草図/本草図譜
薬種屋 薬種番付
製薬 片手盤・両手盤/薬篩/薬臼/薬研/乳鉢と擦板/秤/成型具/らんびき
調剤 携帯用百味箪笥/計粒匙/圧尺/薬匙/大形百味箪笥/薬籠
売薬 行商薬箱/売薬番付/売薬袋
薬租神 少彦命名/神農画像/神農木像
看板 柱看板/置看板/掛看板/屋根看板/紙看板
引札 各種引札/美人画ポスター/双六
富山配置薬 行商鑑札/通行手形/懸場帳/配置薬各種/行商背負い箪笥/葛籠/富山絵
西洋薬学 西洋薬学本
健康の認識 薬箱/印籠/仰人・伏人・側人明堂三図/飲食養生鑑/房事養生鑑/種痘/旅用薬入れ/守袋/麻疹絵・疱瘡絵・虎狼痢絵/衛生寿互録

ISBN:9784284503464
出版社:日本図書センター
判型:A4
ページ数:160ページ
定価:26000円(本体)
発行年月日:2014年03月
発売日:2014年03月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MQP