内容紹介

【目次】
北田暁大（東京大学大学院准教授）　
第1章　若者論の理由――若者文化論はなぜ繰り返され続けるのか
濱野智史（日本技芸リサーチャー）
第2章　デジタルネイティブ世代の情報行動・コミュニケーション
鈴木謙介（関西学院大学准教授）　　
第3章　若者のアイデンティティ
難波功士（関西学院大学教授）
第4章　関西発文化について
大山昌彦（東京工科大学准教授）
第5章　若者サブカルチャーの脱世代化と地域化に伴う変容
速水健朗（フリーランス編集者・ライター）
第6章　ギャル文化とケータイ小説。そして、その思想
浅野智彦　（東京学芸大学准教授）
第7章　趣味縁から公共性へ
羽渕一代　（弘前大学准教授）
第8章　現代日本の若者の恋愛とその機能
辻 泉　（中央大学准教授）　　
第9章　オタクたちの快楽
芳賀 学　（上智大学教授）　　
第10章　踊る若者たち――よさこい系祭りが生み出す新しい絆

コンセプト　＊３つの視点
若者と深く関ってきた「労働」「政治」「文化」３つの視点から「若者の現在」を改めて捉え直すことにより、若者に対する理解を深めることができる！

＊ 体系的・多面的なテーマ
アイデンティティ、ナショナリズム、メディア、格差社会から、ニート、オタク、ケータイ、ヤンキー、関西文化まで、若者をめぐるさまざまなトピックを
多面的に網羅！「若者論」を体系的にまとめたはじめてのシリーズ！

＊ 多彩な執筆者
社会学・教育学・政治学・経済学など幅広い分野の研究者をはじめ、フリーライター、ＮＰＯ関係者、活動家など、各領域・各年代の第1線で活躍する多彩な執筆陣！専門、アプローチ、世代を超えて、多様性を持った広がりある論者が集結！

＊ 初学者から篤学者まで
「若者論」全体を見通したいと思うビギナーから、新たな視点を持ちたいと思う
エキスパートまで、若者・青年研究分野に関心のあるすべての人に有益な知を
提供するスタンダード・シリーズ！