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どう考える?ニッポンの教育問題

「習慣病」になったニッポンの大学

18歳主義・卒業主義・親負担主義からの脱却

著:矢野 眞和

紙版

内容紹介

1,新入生が若者ばかりなのは当たり前? (18歳主義)
2,学生も大学も卒業ばかりを重視するのは当たり前? (卒業主義)
3,高い授業料を親が負担しているのは当たり前? (親負担主義)
いいえ、この3つの当たり前こそ、
ニッポンの大学をダメにしている「習慣病」!!
大学が習慣病にかかった背景から、
その病を治すための解決策「授業料タダ論」までを
わかりやすく解説した、未来の大学像を探る画期的1冊!

目次

第1章  日本の大学は、経済とともに動いています
第2章  大学全入時代に突入する
第3章  18歳進学率と生涯学習率に注目しよう!
第4章  日本的大衆大学の誕生-18歳主義・卒業主義・親負担主義-
第5章  習慣病になったニッポンの大学
第6章  大学の現在-改革の終わりのはじまり-
第7章  大学をみんなに解放しよう!
ブックガイド

著者略歴

著:矢野 眞和
1944年、東京都生まれ。桜美林大学教授。教育学、高等教育研究。東京工業大学卒業、工学博士。民間企業勤務を経て、国立教育研究所研究員、広島大学助教授、東京工業大学教授、東京大学教授、昭和女子大学教授を歴任。『高等教育の経済分析と政策』玉川大学出版部、2007年。『教育社会の設計』東京大学出版部、2001年、など著書多数。

ISBN:9784284304450
出版社:日本図書センター
判型:4-6
ページ数:280ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2011年05月
発売日:2011年05月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN