Ontomo Mook
ピリオド楽器から迫る オーケストラ読本
編:音楽の友
監:佐伯 茂樹
紙版
内容紹介
モダン・オーケストラと同様の存在感を放つピリオド・オーケストラ。バロック時代だけでなく、古典派やロマン派のレパートリーを取り上げる団体も増えてきた。しかし、「古楽器=バロック時代の楽器」という誤った認識を持っているリスナーも少なくない。そこで、この本では、各楽器の時代ごとの違いを写真を示しながら、時代別のオーケストラの状況や使用楽器を解説。近代の楽曲の演奏まで突き進んだピリオド・オーケストラの鑑賞の手助けとする。このような知識は、彼らの「語法」を十分に汲み取り、ハイブリッドな演奏が可能となったモダン・オーケストラの鑑賞にも役立つ。
目次
インタビュー 有田正広/フランソワ=グザヴィエ・ロト
名曲で辿る演奏スタイル
ストラヴィンスキー《春の祭典》
ワーグナー《ニーベルングの指環》
ベルリオーズ《幻想交響曲》
ベートーヴェン「交響曲第5番《運命》」
モーツァルト「交響曲第35番《ハフナー》」
バッハ「管弦楽組曲」
ピリオド楽器はモダン楽器とどう違うのか
ピリオド・オーケストラの登場と発展 ほか
ISBN:9784276962637
。出版社:音楽之友社
。判型:A4
。ページ数:160ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2017年06月
。発売日:2017年06月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVL。