朗読・独唱、クラリネット、ピアノのための音楽物語 蜘蛛の糸
原案:芥川 龍之介
著:木下 牧子
紙版
内容紹介
音楽物語《蜘蛛の糸》は、芥川龍之介の代表作の一つとして広く知られる短編『蜘蛛の糸』をほぼそのままテキストに、全13章からなる音楽物語として構成した室内楽的な声楽作品(上演時間約40分)。独唱(初演はソプラノ。テノール、カウンターテナーにもおススメ)のほか、クラリネットおよびピアノがソロおよび伴奏両方を担当する。朗読は独唱者が兼任するので、三名の演奏者だけで、オペラ的なドラマチックな世界を展開できる。
目次
音楽物語『蜘蛛の糸』
1.序(Cl+pf)
2.蓮の花(独唱+Finger cymbals*+pf)*Cl奏者
3.蓮池の下(Cl+pf)
4.カンダタ(独唱+Cl+pf)
5.銀色の糸(pf独奏)
6.遙か下へ(Cl+pf)
7.血の池(Cl+pf)
8.銀色の糸 Ⅱ(pf独奏)
9.この糸に縋りついて(独唱+pf)
10....上へ(Cl+pf)
11.この分でのぼって行けば(独唱+pf)
12.上へ Ⅱ(独唱+Cl+pf)
13.極楽再び(独唱+Cl+pf)
[注]曲の冒頭・曲間・曲中の随所に、物語の語り役としての朗読(クラスターチャイムも使用)が挿入される。
ISBN:9784276922105
。出版社:音楽之友社
。判型:A4
。ページ数:72ページ
。定価:3500円(本体)
。発行年月日:2017年09月
。発売日:2017年09月05日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVP。