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舘野泉 左手のピアノ・シリーズ

エスカンデ ディヴェルティメント

著:パブロ エスカンデ

紙版

内容紹介

舘野泉によって委嘱。「ディヴェルティメント」は、イタリア語で娯楽という意味を持つ。コンサートでも人気の高いこの曲は、ギリシャ旋法を用い、「ネオ・バロック」のスタイルで書かれているが、古典的で明快な形式の中に、随所にラテン的な感性も感じられ、言葉本来の意味の通り「楽しみ」が溢れていて、耳を惹きつけてやまない。4つの異なった楽章から構成され、全ての楽章は4度音程で関連づけられている。第1楽章プレリュード、第2楽章は主題と変奏。主題は、セファルディム(ユダヤ・スペイン系)の古くから伝わる歌を用いている。第3楽章は穏やかで平和に満ちたアダージョ、第4楽章は生き生きとしたダンス。

目次

[曲目]

第1楽章 プレリュード

第2楽章 テーマとヴァリエーション“ セファルディム”(ユダヤ・スペイン系の古い歌)

第3楽章 アダージョ

第4楽章 ダンス

著者略歴

著:パブロ エスカンデ
作曲:1971年アルゼンチン生まれ。1990年にブエノスアイレスの音楽院にて「Maestro Nacional de Musica」を取得。その後オランダに渡り、J.オッホのもとでチェンバロとフォルテピアノを、アムステルダムの旧スヴェーリンク音楽院でR.ライナに作曲を学ぶ。オランダ、オーストラリア、アメリカ、スペイン、日本他各国から委嘱を受け、色々なジャンルの作品を作曲している。また、チェロ・オクテット“コンフント・イベリコ”の専属アレンジャーとしても活躍中。2007年アメリカ・アリエノール作曲コンクールにて名誉賞を受賞。舘野泉氏の委嘱により、ヴァイオリンと左手のピアノのための小曲、ノクターンを作曲している。

ISBN:9784276436442
出版社:音楽之友社
ページ数:28ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2013年09月
発売日:2013年09月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVR