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バロックとその前後の鍵盤音楽の運指法

便利で合理的な弾き方を演奏実践に生かす

著:橋本 英二

紙版

内容紹介

ピリオド楽器、モダン楽器の別を問わず、バロック音楽を演奏する鍵盤楽器奏者のために、運指法の概要から個々の事例まで網羅した必携の一冊。第1部では、ドイツ、スペイン、イギリス、イタリア、フランス各国の教本・理論書の記述を、時代別に紹介。J.S.バッハ、F.クープラン、ラモー、D.スカルラッティ、C.P.E.バッハ、マールプルク、テュルクなどが実践した指使いを検証する。第2部では、各指の使用法や手の位置、アーティキュレーションと指使い、並進行、装飾音など演奏実践に即した項目別に解説。膨大な資料から要点をまとめ、実際の楽曲を含む譜例を多数掲載して、現代の奏者が演奏に生かせるよう目配りが行き届いている。R.カークパトリックの直弟子であり、シンシナティ大学名誉教授の橋本英二による、既刊『バロックから初期古典派までの音楽の奏法』に続く書き下ろし。著者の専門領域である運指法についての待望の解説書。

ISBN:9784276140318
出版社:音楽之友社
判型:A5
ページ数:352ページ
定価:6000円(本体)
発行年月日:2011年11月
発売日:2011年11月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVR