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徳間文庫

慶喜暗殺 太鼓持ち刺客・松廼家露八

著:阿井渉介

紙版

内容紹介

旗本から太鼓持ちに!
激動の波に身を投じた男の破天荒な生きざま!

縄田一男氏絶賛!

江戸幕府が倒れ明治に変わって混乱極める世。土肥庄次郎は元旗本。彰義隊に参加するも生き残り、旧幕臣を見殺しにしたあげく静岡に蟄居することになった最後の将軍・徳川慶喜を誅さんと付け狙う日々。
同時期に静岡に滞在した、清水次郎長、坂本竜馬を斬った男といわれる今井信郎、唐人お吉、探検家・松浦武四郎らとの交流を交え、絶望の果て幇間として名を馳せた破天荒な男を描いた、書下ろし長篇時代小説。
評論家・縄田一男氏の解説と絶賛! 推薦帯が付きます。

第一章 闇夜弑逆
第二章 戦塵無残
第三章 剣豪無縫
第四章 おんな淋漓
第五章 荒神流謫
第六章 剣術芝居
第七章 露八春秋

著者略歴

著:阿井渉介
1941年北京生まれ。早稲田大学卒業後、石堂淑朗に脚本を学び、ウルトラマンシリーズ、特捜最前線等々500本以上のシナリオを執筆。そのかたわら1980年に「第八東龍丸」で小説現代新人賞を受賞し、作家デビュー。海洋冒険小説、ミステリー等著書多数。『視聴率の身代金』『魂丸』『荒南風』『捏造 はいてなかった赤い靴』『うなぎ丸の航海』

ISBN:9784198947750
出版社:徳間書店
判型:文庫
ページ数:432ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ