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徳間文庫

ものだま探偵団 ふしぎな声のする町で

著:ほしおさなえ

紙版

内容紹介

「活版印刷三日月堂」のほしおさなえが描く、
ちょっぴりふしぎで、あたたかい物語。

小学校5年生の七子が両親と一緒に
引っ越してきたのは、坂木町にある古い一戸建て。
夜中に、部屋でだれかが話している声が聞こえたり、
ふしぎなことが起こったり…。
そんなある日、七子は、クラスメイトの鳥羽が、
公園でひとりでしゃべっているのを見かけた。
そばにはだれもいないのに、男の人の声も聞こえる。
話し相手は、なんとカサ立てのツボ。
この町では、ものに宿った魂=「ものだま」の声が
聞こえるらしい…。

七子のまわりで起こるふしぎなできごとに、
「ものだま探偵」桜井鳥羽が挑む! 

表題作と「駅のふしぎな伝言板」の2話を
おさめました。

心がほっこりあたたかくなると評判の
ほしおさなえによる、少女探偵物語です。

著者略歴

著:ほしおさなえ
1964年東京に生まれる。フェリス女学院大学文学部非常勤講師。児童書出版社、大学植物学研究室勤務を経て、作家としてデビュー。『ヘビイチゴ・サナトリウム』(東京創元社)が第12回鮎川哲也賞最終候補に。ほかの作品に「活版印刷三日月堂」シリーズ(ポプラ文庫)、「菓子屋横丁月光荘」シリーズ(ハルキ文庫)、「紙屋ふじさき記念館」シリーズ(角川文庫)、「言葉の園のお菓子番」(だいわ文庫)など。児童書に『お父さんのバイオリン』(第24回読書感想画中央コンクール指定図書)、「ものだま探偵団」シリーズ(共に徳間書店)がある。

ISBN:9784198947378
出版社:徳間書店
判型:文庫
ページ数:432ページ
定価:820円(本体)
発行年月日:2022年04月
発売日:2022年04月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ