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徳間文庫

死だけが私の贈り物

著:小泉喜美子

紙版

内容紹介

華麗なる復讐は誰のために?

復讐の女神と化した美しき女優と忠実な運転手
死の輪舞が幕を開ける

生涯五本の長篇しか残さなかった小泉喜美子が、溺
愛するコーネル・ウールリッチに捧げた最後のサス
ペンス長篇。「わたしは〝死に至る病〟に取り憑か
れた」──美人女優は忠実な運転手を伴い、三人の
仇敵への復讐に最後の日々を捧げる。封印されてい
た怨念が解き放たれる時、入念に仕掛けられた恐る
べき罠と目眩があなたを襲う。同タイトルの中篇を
特別収録。

イラスト コテリ


〈目次〉

死だけが私の贈り物

死だけが私の贈り物(中篇)

解説 新川帆立

著者略歴

著:小泉喜美子
1934年東京都生まれ。三田高校卒業後、ジャパンタイムズに勤務のかたわら、翻訳を手がける。63年第1回オール讀物推理小説新人賞の応募作である『弁護側の証人』で注目される。主な著書に『殺人はお好き?』『ダイナマイト円舞曲』『血の季節』など。クレイグ・ライスやP・D・ジェイムズほか海外ミステリの訳書も多い。85年逝去。

ISBN:9784198946906
出版社:徳間書店
判型:文庫
ページ数:370ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2021年11月
発売日:2021年11月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ