徳間文庫
死だけが私の贈り物
著:小泉喜美子
紙版
内容紹介
華麗なる復讐は誰のために?
復讐の女神と化した美しき女優と忠実な運転手
死の輪舞が幕を開ける
生涯五本の長篇しか残さなかった小泉喜美子が、溺
愛するコーネル・ウールリッチに捧げた最後のサス
ペンス長篇。「わたしは〝死に至る病〟に取り憑か
れた」──美人女優は忠実な運転手を伴い、三人の
仇敵への復讐に最後の日々を捧げる。封印されてい
た怨念が解き放たれる時、入念に仕掛けられた恐る
べき罠と目眩があなたを襲う。同タイトルの中篇を
特別収録。
イラスト コテリ
〈目次〉
死だけが私の贈り物
死だけが私の贈り物(中篇)
解説 新川帆立