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徳間文庫

濁流下

企業社会・悪の連鎖

著:高杉 良

紙版

内容紹介

「帝都経済」誌オーナー・杉野良治は、映画やゴルフ会員権事業など各方面に手を広げ、数々の企業に出資や賛助金を強要し権力を拡大し続けていた。当然、社内でもやりたい放題――出世・降格はたまたクビも杉野の気分次第。自らが信心する新興宗教に社員を無理やり入信させるなど周囲の人間も限界に。ついに杉野に反旗を翻す男が! 日本企業の闇に蠢く人間たちの姿を活写した著者の代表作。(解説:中沢孝夫)

著者略歴

著:高杉 良
1939年東京生まれ。専門紙記者、編集長を経て、75年「虚構の城」でデビュー。緻密な取材に基づいた企業小説・経済小説を次々に発表する。主な著書に『あざやかな退任』『生命燃ゆ』『広報室沈黙す』『小説日本興業銀行』『辞令』『懲戒解雇』『金融腐蝕列島』『最強の経営者』等がある。

ISBN:9784198944117
出版社:徳間書店
判型:文庫
ページ数:400ページ
定価:710円(本体)
発行年月日:2018年11月
発売日:2018年11月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ