内容紹介
わけあって町方役人に追われ、私塾<雅や>を閉めた京ノ介。花売りに扮し、幕府の密偵だった母麻衣の行方を探っていた。ある日、京から下向してきた二人の公家が、京ノ介の父である桜町帝が、幕府の手によって暗殺された可能性があると伝えてきた。討幕を画策する勢力が京ノ介を取り込もうとする中、討幕に賛同する諸藩の連判状の存在が明らかとなる。人気シリーズ第3弾。
著者略歴
著:麻倉 一矢
1947年、兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業。1987年に、『魔宮伝』(角川書店)で作家デビュー。著書に「将軍の影法師葵慎之助」(徳間書店)、「剣客大名柳生俊平」(二見書房)、「やさぐれ大納言徳川宗睦」(コスミック出版)、「無外流立志伝」(富士見書房)、「刀剣屋真田清四郎」(宝島社)などの人気シリーズがあるほか、『徳川三国志』(徳間書店)、『豊臣家の黄金』『家康の野望』『鬼の吉宗』『一本槍疾風録』(以上、祥伝社)、『小西行長』(光文社)、『後藤又兵衛』(学陽書房)、『剣王伝』(講談社)、『吉良上野介』(PHP研究所)など多数。
ISBN:9784198943158
。出版社:徳間書店
。判型:文庫
。ページ数:296ページ
。定価:660円(本体)
。発行年月日:2018年03月
。発売日:2018年03月06日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。