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それでも世界は回っている 3

著:吉田篤弘

紙版

内容紹介

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18刷5万5000部突破!
ロングセラー『月とコーヒー』から派生した
〈インク三部作〉堂々完結!
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この世界は
喜びと悲しみを繰り返しながら
回りつづけている。

もう、泣かないで。


師匠のベルダさんが
愛用していた万年筆のインク、
〈六番目のブルー〉を探し求めて
ジャン叔父さんと旅をつづけてきた
14歳のオリオ。

インクの秘密を解く鍵が
奇妙な唄にあるとわかるが、
なかなか見つからない。

そんなとき、
迷えるオリオを導いたのは
世にも稀な
「本当の真っ赤な林檎」だった――。

著者略歴

著:吉田篤弘
1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事を続けている。著書に『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『イッタイゼンタイ』『電球交換士の憂鬱』『台所のラジオ』『おやすみ、東京』『月とコーヒー』『それでも世界は回っている』『おるもすと』『チョコレート・ガール探偵譚』『天使も怪物も眠る夜』『流星シネマ』『奇妙な星のおかしな街で』『ぐっどいヴにんぐ』『なにごともなく、晴天。』『屋根裏のチェリー』『中庭のオレンジ』『鯨オーケストラ』『羽あるもの』などがある。

ISBN:9784198657802
出版社:徳間書店
判型:4-6変
ページ数:224ページ
定価:1750円(本体)
発行年月日:2024年02月
発売日:2024年02月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB